打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

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今後の大海戦は

乖離


昨日まで行われた大海戦、参加された方はお疲れ様でした。
NOTOSイスパニアはお休みで二日目に議会があったりはしましたが、個人的にはここ2~3年イスパ休み・ポル参加の場合はできるだけ現場に支援艦に出ており、全く参加しなかったのは実に久しぶり。
ただまあ、ちょっと気になる要素もあり、調査のために時々確認に回ってましたので見かけた方もいたかも知れません。そんな訳で今回はEloriente実装以後4回行われた大海戦について、いくつか思うところがあるので書き出してみました。


(対人艦隊数の激減?)
N鯖の大海戦ではこのところ圧倒的に強かったポルトガルが、
今回は初日から記憶に無いくらいの大敗を喫していたのはかなり驚きました。
理由としては参加者数そのものの減少なのでしょうが、初日は精鋭艦隊でもこれまでMVPを輩出して来た数団体?がどこも単独でペア艦隊を組めずに合同の2~3ペアになっていたのは、これ結構象徴的だったかもしれません。
トータルでは負けても3日間のMVPはポル陣営から出したのは流石と思ったものの、今までこれらの艦隊に支援艦でけっこう付いていましたから、他の国も含めて対人している人の今後の参加動向が気になる所。
これがイスパニアだと対人層の参加者数はもう少し早い段階で減っていた事もあり、昨年末から大海戦の参加者層そのものに変化が出ているのを感じます。


(勝利ポイントの異変?)
さて今回の大海戦、勝利ポイントの結果だけで見ると今までに無い数値が出ていますね。
両陣営の合計ポイントを鯖別に並べるとこうなってます。

N鯖 5882+4830=10712 (対象港カサブランカ)
Z鯖 5807+4762=10569 (対象港コチン)
E鯖 4611+4215= 8826 (対象港ナポリ)
B鯖 4876+3904= 8780 (対象港アルギン)

開催場所や参加国によっても参加者数は違うから単純比較はできませんが、
E鯖の勝利ポイントがこれだけ他鯖より少ないのは過去データを遡ってもかなり少ない。
ナポリ開催なら遠隔地での減少ということも無いですからこれは気になります。
次回、ポルトガル手番でどうなるか注目しています。
逆にZやN鯖の合計1万ちょっとというのはEl Oriente導入前の2割減くらいで、
NPCの湧き方が以前と比べて格段に増えてる事を差し引いてもここまで極端ではありません。

開催地を加味した勝利ポイントという事だと、インド洋が対象となっているのにN鯖と僅差のZ鯖が実質一番参加者層が厚かったと言って良さそう。Z鯖は新規参入者が一番多い印象ありますから、数ヵ月後にこれがどうなって来るか非常に興味深いものがありますね。


(参加目的の変動とチョイ狩り派の出現)
前回の海戦で登場し、一気に注目されるようになった褒賞ロット。
ここから出る大砲職人の鍛錬具入手が目的なのか、
既に前回の3日目あたりには見かけるようになった2~3隻でのN狩り、
それからほぼ1戦だけ、クエスト達成だけしたら後は放置というロット収集組の出現。
現状のままの仕様なら今後この形態での参加者は確実に増えるでしょう
休みの国の人でも2NDで参加出来るなら利用するでしょうしね。

運営側としたら大海戦の参加者数を増やすための方策としてロットを導入したのかも知れませんが、だとすればこの褒賞ロットの存在はこの先、全体にどういう影響をもたらすのでしょうか。
ちょっと参加の動機別に考えてみます。

古参者
※爵位メリット小
・NPC狩りメイン →爵位目的の参加者は減少
・対人したい人   →強化大砲で対人と雑食の選別進む/副官船は問題ならず
・対人には興味ないけどロットは欲しい →チョイ狩りして終了
・バランス崩れてる事に嫌気してる人  →不参加/休止

新規者
※爵位メリット大
・NPC狩りメイン →爵位目的の参加者が成長してきて増加
・対人したい人   →軍人志向の人がそろそろ雑食で参加/副官船乗れずガチ対人は厳しい
・対人には興味ないけどロットは欲しい →チョイ狩りして終了

そして、これらの動きをトータルするとどういう動向が予想されるでしょう。

対人志向 →一時的に古参組離脱で更に減少のうえ、副官船問題で新規者の参入はまだ先
雑食志向 →古参組やや減少するも新規参加者が増加して横ばい~漸減
NPC専門→新規者を中心に増加するも、古参の提督不足が深刻化する。
チョイ参加→非軍人・不参加国の軍人2NDが参加で大幅増加

と言う事で中期的に見ると(だいたい2010年中)、ガチで対人する上位層や雑食~N寄り層で提督やれるクラスの熟練者不足で編成に悩むことになり、NPC狩り層はフルに戦う新規者とクエスト達成だけでOKという古参者が増えるという、なんだか反比例のような予想結果が出てきます。

この要素としてかなり大きい障壁になりそうなのが、
やはり副官船と強化大砲の問題。

副官は集中育成しても合計LVが90に到達するには数ヶ月~1年近く掛かりそうで、
新たに始めて対人できるまで育つのはまだまだ先。
そうすると補給艦の存在も捨てたものじゃないとも思いますが、さてどうなるでしょう。
強化大砲については、なんだかんだ言ってもこれだけロットで振舞われてくると導入する人は段々増えてきますから、あと半年もしたら持ってないことが対人の阻害要因なってきそうな気配に。
まあ、強化してる人見かけたら遠慮なく機雷で装甲とか兵装とか削ってしまえーw と思ってしまうのは私だけかな? なんか負けず嫌いですんません・・。


(アンケート)
さて、先週土曜日の議会で大海戦の総括を担当した際に、
最後にあるアンケートを取りました。

設問は、「大海戦の支援活動は何が必要と感じますか?」 です。

1.物資補給船 =0票
2.NPC湧き情報 =9票
3.敵精鋭艦隊の所在 =9票
4.各主戦場の艦隊数と優/劣勢 =9票
5.現地での支援バザー =2票
6.開戦前のセビリアバザー =0票
7.開戦前の造船支援 =7票
8.開戦前の模擬練習 =0票
9.NPC狩り提督 =4票
10.支援は不要 =0票
11.公式 BBS =5票
その他 敵粘着の殲滅 =1票


結果で見ると、
事前の活動としては 「造船支援と告知」
開催中の活動としては 「現場の情報提供」

大きく分けてこういう回答となっています。
次回以降、このアンケート結果を踏まえて可能なものは対策立てようと思います。
ご回答いただいた皆さん、ありがとねん。



おしまい。

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  1. 2010/05/31(月) 23:53:31|
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いすぱにゃん議会あるよ!

22:00 セビリア教会にて

大海戦の最中となる今夜、イスパ議会が開催されます。
今回予定している議題案件は以下の通り。

1.ESANからのお知らせ
2.海域情報
3.大海戦の総括
4.イベントお知らせ
5.南蛮貿易レポート
6.その他


わたしの担当は大海戦の総括ですね。
ほぼ一回おきに司会進行をやっている関係で
分散させる必要からそれ以外の回はなるべく担当しないようにしていますが、
大海戦の情報・要素がかなり多いということで、現場参加者としての総括を行うことに。
要素としては以下のようなものを予定しています。

1)戦闘結果
2)準備段階と船の傾向について
3)現場の状況
4)海戦の仕様について

だいたいこの辺りを幅広く報告する事になりそうです。
およそ4ヶ月ぶりとなった前回の大海戦、
その間にFS造船のバリエーション追加や強化回数の開放による船のトレンド変化、
更には海戦後の褒章が変更されるなど結構いろんな新要素があり、
把握し切れていない部分の意見交換も含めて提示できたらと思います。
ぜひここは参加者の方からも発言・提案を期待したいところですので宜しくお願いします。


さて、担当外の議題で個人的にも注目なのが、5番目の南蛮レポート。
今回は台湾が実装され、日本でも新交易品が追加されて以降、最初の議会でもあります。
これに関して理事会メンバー随一の商人であるフロさんが新情報を取りまとめている所で、
どんな話が聞けるか今から楽しみ。

それと4番目の案件で、
初~中級者向けに様々な転職クエストの支援活動・転職ツアーをスタッフで計画しています。

三国志Onlineが7月に終了する事は既にご存知の方も多いかと思います。
ユーザーへの対応として大航海Onlineや信長Onlineへのチケット振り替えを行うとの事で、
6~7月に掛けて大航海への新規参入者や復帰者が増えることが予想されます。
既に三国志内の部曲単位や移行者で新商会を立ち上げている所もあり、
今後こうした動きは広がってきそうな気配となっています。

また、4月から始めた方もそろそろ中~上級職への転職が必要となっている頃でもあり、
こうした方への転職クエスト支援を行えたらいいなというのが今回の主旨となります。
特に船大工や宝石商・香料商人・両替商など移動が必須となるクエストはそれ自体がイベントとなりますから、
要望の多いものはスタッフで支援活動やツアーを組めたら良いなと考えています。
詳細は今夜のお知らせで出されると思いますのでお楽しみに。


この他、冒頭でESAN(イスパ冒険ネットワーク)からお知らせがありますので、
今回は冒険・交易・海戦・イベントなどなど、けっこう色んなお話がでることに。
海戦期間中で砲声飛ぶ中の開催ではありますが皆さんぜひともご出席を!

取りあえず私は早く台本書かないと・・・。


おしまい。

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  1. 2010/05/29(土) 11:24:00|
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久々の長期計画

来週かと思っていた長期計画が

大海戦の週に入りましたね。
まだ先と見てたから別げーのネタ入れたのに・・。
まあそんな訳でちょっと読み込んでみての感想など。


・6月アップデート「Star Festival」
“甲板戦”同意機能の追加や“投資”による影響度変化に関するアップデートを行います。
他にも様々な要素の追加を予定しています。


例の甲板戦ルール修正パッチ。
新システムが半年で実質否定される厳しい評価になってしまいましたが、素性そのものは悪くないと思ってるので、練り直していずれもっと良い物で出してくれたら見方変わるかも知れません。それとこのアップデート、甲板より投資ルールがどうなるかってのはそれ以上に影響ありそう。投資は変に上限設ける仕様よりイベント的に多くの人が楽しめる要素になれば活気出ると思いますから、これについては歓迎してます。
しっかし、長期計画に船に関してのアナウンスが一切ないのは気になるな。


・6月イベント「七夕イベント」

ジパングの風物詩「七夕」にちなんだLiveイベントを開催します。
ヨーロッパの海を挟んで恋焦がれる二人の橋渡しをしましょう。


ここは特にコメントする余地無さそう。
アジアの風習をヨーロッパ圏でイベント化するのはどうも違和感あるんだよなあ。


・7月 大規模アップデート「El Oriente」Chapter 3

拡張パック「El Oriente」の大規模アップデートを実施します。
Chapter 3では新エリアの追加をはじめ、様々なアップデートを予定しています。


1=12月中旬で2=4月末でしたから、3ヶ月での新チャプターというのはやや短い。
まあこれは1が海域だけでなく色々な要素の追加があった事を考えると順当か。
となると4は10~11月あたりと思いますがさてどうなるでしょう。
場所については、まあ絵的にどう見ても次は中国ですね。
あとはいま現在港が存在する華南までで止めるのか、華北や北西部でも追加都市が来るのか(例えば天津・北京・済南・鄭州・洛陽・長安など)ですが、El Orienteの時代設定はどうやら華北地域を女真族が制圧してて台湾と華南で明の残存勢力が抵抗を続けている感じなので、海洋ゲームとしては華南のみの登場になるのでしょうか。


・8月 スペシャル海戦イベント
これまでにない新しいかたちの海戦イベントを開催します。
どうぞご期待ください。


もうちょっと書けよおおおお。
検索してたら同名のゲームが既にあるけど気にしないで・・。
「NAVAL BATTLE」って語感からすると、
艦隊よりもっと上位もしくは多数形式で、組織的なものが導入されるのでしょうか。
最初は 『一定海域全体がフィールドになる時間制限無しの大海戦』 で、戦功が爵位とは別の階級システムで評価~だったら釣られるの承知でちょっと燃えるかも、などと直感予想したんだけど、8月単発のLIVEイベントだと、累進するようなイベントはちょっと違うっぽい。

単発でも日時設定イベントなのか、期間限定なのかでも大分違いますね。
夏休み期間ということを考えると後者な気がする。
長い期間戦うとすさまじく物資消耗するので金使わせる手段としてはアリかな。
となると名工がまずあっという間に払底すると見るけど・・。

要望の多そうな要素としては 『サーバー対抗のフィールド設置海戦』 というのがありますが、
現在の省エネ仕様な環境だと落ちる危険が増すばかりだし、
PS3版でやっている人への対応ができるかちょっと疑問。

結局わたしの予想は最初の案の手直しかな。
例えばアルマダ海戦イベントなど、史実と絡んだ陣営・海域設定とかも導入すれば歴史イベントのIFになって面白そうなんだけどどうでしょうか。過去のイベントで言うと、レパント海戦イベントでオスマン側にもPCが参加できる感じの海戦。アルマダが勝利する結末でもいいじゃないw


・8月 アップデート「Catacomb(カタコンベ)」
新たな遺跡ダンジョンが登場します。他にも様々な要素の追加を予定しています。

だからもうちょっと書いてくださいよっての・・・。
しかしこれ、初の?ヨーロッパ圏でのダンジョン実装でしょうか。
遺跡として考えると内陸でローマかパリが遂に実装とか予感させるんだけど外れたらごめん。
「要素」が内陸ルートを意味してたら凄いんだけど、うーん期待高すぎやも。


・今秋 大規模アップデート「El Oriente」Chapter 4

『大航海時代 Online ~El Oriente~』は、2つの大規模アップデートChapter 3、Chapter 4により、いよいよ東アジア地域の完成へと近づいていきます。新エリアの追加だけでなく、さまざまなコンテンツ追加や機能拡張が盛りだくさんのアップデートを予定しています。

「近づいていきます」だからチャプター4実装では東アジアはまだ完成しないって意味ですよね。
朝鮮半島の入港許可を実装しておいて、中国の北部又は奥地はまだ先って事なのだろうか。
逆だとえらいこっちゃになりそうなのでコメントは控えますはい。
まあ、確かに4までで昨年夏の発表時にあった「4人の実力者」は全員登場するのでしょう。

それと、チャプター4でEl Orienteは終わらないとなると、残りの要素が何になるのかここも要注目でしょうか。これは発表会直後の超長期予想でも書いたのだけど、個人的には東西を繋げる要素としての内陸ルートがほんとに来る気がしてて、8月のアップデート「Catacomb(カタコンベ)」でその方向性が読めるかなーと見てたりします。


そんな訳で長期計画をMAX値の期待込めて予想しときました。
前向きに予想書くほうが楽しいしね。
実現するのが果たしてこのうちの幾つかなのか、年末にでも読み返してみるかな。


おしまい。

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  1. 2010/05/27(木) 06:56:14|
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大戦略WEBの国別評価-1

JPとUS


開始から3ヶ月が経過して、現在では6番目の鯖が立ち上がった大戦略WEB。
今の私のメインは2鯖で、順位的にはだいたい230位/20000くらいの位置にいますね。
まあ、海賊狩り始めるとこのランキングは急速に上がりますので実力に比例しているかと言うとそうでもなく、精々稼働しているかどうかの判別くらいであまり参考にはなりませんが。
何しろ基地数は最多の人が8~10箇所くらい所有しているのに私まだ5箇所。
確かに意図的に基地数を増やさないようにしてはいますが、基本的に戦力=数なので基地数が多ければそれだけ生産力は上がりますし多くの士官や編成可能な部隊を持つことが出来て有利なのです。

それではなぜ基地数を無闇に増やさないようにしているかと言うと、
「2倍以上の基地規模の相手とは戦闘できない」 
という変なルールがあるから。

純粋に総戦力を増やすなら、可能な上限まで基地数を増やして施設も建てて基地規模を上げ、
資源の生産量・士官数・編成部隊数・保有兵器数を増やすのが常道でしょう。

ただ上には上がいるので、ガチの勝負になると高LV士官(LVが高いほど部隊の編成可能な兵器数が増える→LV1=24機×6~LV20=500機×6)で膨大な数の兵器が出てきますから、いざ連合同士での戦争となった時に中途半端な戦力だといまいち役に立たない場合もあるんですね。
それなら総規模を比較的低めに維持した上で主力となる士官のLVは優先して鍛えておき、それから順次基地を増やすことで自分の戦える基地規模内での戦闘では優勢になるよう図ろうかなと。

姑息ですね。

まあでも実際いま基地数2~3個なのに比較的高LV士官を抱えてゲリラ的に連合内の味方に攻撃を仕掛けて来ている相手がおり、6~8個の基地を持っている連合上位のメンバーはこれに攻撃することが出来ず、そういう状況だと3~5個くらいの基地数を維持しつつ結構強いというメンバーはそれはそれで貴重なのですね。
実際基地数が3個以下でランキング上位にいる人ってごく少数です。
そんな訳で中期的には6個程度の基地数でLV20の士官をなるべく揃える事が目下の目標かな。



さて、個人的な話はこのくらいにして、
取り合えず今回から各国の兵種評価を始めてみます。

まず大前提ですが、システムソフト(アルファー)が作って現在も続いている大戦略シリーズと、
ハンゲが出しているこのブラウザゲームとでは、
基本的に兵器の設定・監修以外ではあんまり関連はありません。
ただ、基本事項は同じ。

「兵種の相性と数の有利で叩く」

相手が攻められない、苦手とする兵種や距離で攻め、なるべく少ない犠牲で勝つ。
そして叩くときは出来るだけ大兵力を集中させて更に犠牲を減らし、かつ相手の損害を拡大させる。
まあこれはランチェスターの第一・二法則を持ち出すまでも無くあらゆる戦闘全般に言える事でしょうが、兵器を作るのには資源も時間も掛かりますから無闇に損耗してもつまらないんですよね。となると、突出した性能の兵器を持っているのは確かに重要ですが、できるだけ穴が無い兵器バリエーションを持っている事のほうがよほど重要だったりします。

とはいえ、大戦略webでそんな万能な国タイプは存在しません。
足りない所は兵器ライセンスをトレードして入手する必要がありますが、
ではどの国はどこが強くてどこが弱いのか、ちょっと見てみましょう。

◎=特に優れた兵器を有している。
○=水準クラスの兵器を有している。
△=水準以下の兵器を有している。
×=兵器を有していない。


【JP国】
地対地=近◎、中△、長○

最強の戦車・90式を擁するので近接評価は最高です。
コストはちょっと高いけど、硬いと結局壊れないので実質安上がりかも。
また90式は74式2個で開発できるため、自分用を作った後、比較的早い段階でトレードに出すことも可能。優秀な戦車(火力3・耐久5あるレオパルド2やM1A1・チャレンジャーなど)は誰でも必要になるため需要は非常に高く、これの相場が5~7万くらいなので序盤から中盤はかなり良い収入になります。
逆に言えば戦車ライセンスはトレードで確実に手に入るので、後々のことを考えると入手困難な兵器をなるべく多く持ってる国のほうが穴のない構成を揃え易かったりします。
次にJPには96式誘導弾が出るまで中距離の地対地が無く、長距離の自走砲は西側標準兵器であるM109/M110があるので並評価。
総合的には90式がある一点で評価かな。
つか90式作れるからJP選ぶ人も多いと思う、基本的に戦車ゲーですしね。

地対空=近◎、中×、長○


近SAMや自走対空砲など近距離の対空兵器は全体の中でも高性能ですが、
その代わり地対地と同じく地対空も中距離兵器が無いのはかなり不利です。
それから長距離地対空のホークは西側標準で評価はまずまず。
このバランスだと総合的にはあんまり高い評価付けられませんね。
何しろ中距離地対空は戦車とのセットでテロ基地を狩る際の標準兵器なので、これが自力生産できないとけっこう苦しい。しかも中距離地対空は戦車より柔いために消耗しやすく、常にかなりの数を作る必要があるのに生産ライセンスの取得にはかなり時間が掛かるため、各国とも序盤はそうそうトレードに出す余裕がありません。早い時期に10万でも売ってたら即買い。一般的にJP国だとストレラ1やローラント、チャパラルあたりの中距離地対空が入手すべきライセンスの筆頭と思います。

空対地=近○、中○

近距離対地のF2・F15J・F4・F16、中距離対地のF1と揃ってる。
このうちF1・2・15Jの3種はマルチロール機(対地対空両方の兵装がある)で、
特にF1対地はほぼ唯一の中距離マルチ機なので、
史実では既に退いている古い機体だけど他の国でも欲しい人がいるくらい。
ただし、最強の対地航空機である爆撃機が無いのでいずれ購入する必要がありますね。

空対空=近◎、中△、長×


近接の空対空で最強の機体は、恐らくここJP国のF-15J。
近接空対空は最後の仕上げや対人戦での盾の役目をするので優秀な機体はかなり重宝します。
その一方で、残念ながら中距離対空は旧式のF-4Ⅱしかないし、専守防衛である自○隊らしくF-14トムキャットやMIG-25フォックスバット・SU-27フランカーのような長距離兵装を持った邀撃機は存在しません。このライセンスもけっこう高価なので、連合内でF-15EストライクイーグルやMIG-29ファルクラム対空などの中距離空対空兵器と上記の長距離機を融通してもらいたい所。
キャンペーンで取得できたF-2改はまずまず優秀なので、持ってたら投入しても良いかも。

空対艦=近△、中○、長×

F1、F2、F4、P3Cあたりが主力ですが、できたら近・中距離の空対艦としてフェンサー対艦、強撃対艦、A-10、F/A-18などはあると海賊狩りに便利かも。いっぽう対潜機はP3C対潜がいますし、シーホークが最近追加されたのでほぼ死角がありませんね。

ヘリ=◎

JP国は近距離がAH-1コブラ、中距離にAH-64アパッチ、占領用のUH-60ブラックホークと火力3や移動力8のヘリが3種もあるので、実はUS並みに強い。対地攻撃や遠距離での資源地争奪に安価で作れるヘリは非常に重要ですから結構強みでしょうか。ちなみに、4年ほど前に放映された小松救難隊を描いた作品「よみがえる空」に登場する救難ヘリはこのUH-60をライセンス生産した60J型ですね。こいつは前に航空ショーで間近に見たことがあります。

艦船=洋上◎、潜水○

海洋国家なので一応ラインナップは揃ってますね。
ただし残念ながら海上兵器で最も重要と思われる近距離の攻撃型潜水艦(SSN)がありません。
中・長距離射程の潜水艦はそれなりに優秀ですし、穴を作れば一応戦えますが、これはNPCである海賊の兵装と被る事も多いので運用にはけっこう注意が必要に。
何しろ艦船はコストが非常に高く、基本的には被害0で終わりたいので事前偵察のあと前列に囮部隊を置いて被害1%撤退にするなどかなり気を使うところ。「あさぎり」「こんごう」など洋上艦はさすがに揃っていますが、対艦はF2など安い航空機でも代用は利くし、P-3Cもあるので特別アドバンテージにはなってなさそう。その代わり陸上戦艦として見ると「あさぎり」あたりは非常に優秀なので、対人戦で数を揃えられたらけっこう厄介かも。


全体としてJP国の兵器はどれも優秀なのですが、ややコストが高い事、それから兵器ラインナップが少なく結構穴があるのでライセンスの購入が必須になります。
となると早い段階で貿易施設を拡充して高額取引ができるようにしたい所ですし、90式戦車やF-1対地などを売り物にすれば資源の足しになるので積極的にトレードを使いたいですね。あとはまあ、早いうちに連合入って自分はF-15Jライセンスを作りつつ、代わりに爆撃機ライセンスを入手するようにってとこでしょうか。



【US国】
地対地=近◎、中○、長◎

今まで主力戦車が第3世代にしては非力な火力2のM1エイブラムスで、最強クラスの兵器が揃っているUSとしてはここがほぼ唯一の弱点になってましたが、新ライセンスの追加でM1A1が登場して一気に最強クラスの戦車を入手できるようになりました。命中率・コストが90式とレオパルド2のちょうど中間なのでこれはほんとに優秀。鉄が余り始めるようになる頃には90式に移行しても良いでしょうが、自国戦車が強いと言うのはかなりの良補強と思います。
つうかバランス崩したような気がするなあ・・・。
次に中距離の901ITVやLAV-AT、長距離のM109/110は標準的な性能で評価A~B、メガ兵器のMLRSは火力3でスペック的には最強なのだけど、安くて軟車両のグラードやウーラガンの方が使い易かったりしますから、お金のない中盤までは安いメガ兵器ライセンスを買った方が良いかも知れませんね。

地対空=近◎、中○、長○

ここも性能的には平均以上が揃ってます。
近距離のアベンジャーは優秀ですが、中距離のチャパラルが性能やや落ちで移動力5とローラントや33オーサ・天馬等には負けていますね。ただし軟車両の地対空はテロ狩りではかなりのアドバンテージで、売り物としては優秀です。(中距離地対空はテロ基地をごり押しで落とせるくらいに成長してくると戦車の次に重要な陸上兵器)
これの補完として生産時間30秒ほどで作れてしまうストレラ1は使い捨て用にぜひ買っておきたい所。戦争時も生産性の高い兵器は心強いですしね。

空対地=近◎、中◎

近距離のF-15Eストライクイーグル対地や、中距離攻撃機のA-10と爆撃機のB-52を擁しており、空対地能力は文句なく最強でしょう。このゲームは強くなってくると空対空・空対地兵器の比重が高くなってくるので自国で最強クラスの兵器が作れるのはかなりの強みになります。
ただしUS機体はどれも高いので、普段用に生産コストの低いCNやRS機との使い分けは必要でしょうか。

空対空=近◎、中◎、長◎

F-15Jにはわずかに及びませんが、近接で主力のF-15と安めのF-16、最強の中距離戦闘機F-15Eストライクイーグル、火力3の長距離機F-14トムキャットと、さすがにほとんどが最強の機体ばかりで、自国の戦闘機だけでまったく穴がありません。さすがUS。これで将来的にF-22ラプターとかF-35ライトニングⅡ、B-2などが出てきたらRS国以外は全く対抗できなくなりそう・・。

空対艦=近○、中◎、長◎

近距離のF-15E、中距離のA-10とB-52、長距離のF/A18とP3Cと、ここも最強クラスの対艦機揃いで兵器の穴はない。空対艦を使う際は基本的にあまり犠牲が出ない構成なので(穴を開けに行く時だけはロシアンルーレット的な編成をするけど)コストが高くてもあまり気にならず、中長距離空対艦の充実ぶりは正直言って穴がなさ過ぎて羨むほど。強いてあげるなら近接機の火力が足りないので、火力7のフェンサーか火力5の強撃5型あたりを補強したい程度。

ヘリ=◎

近距離のAH-1コブラ、中距離のAH-64アパッチ、占領用のUH-60ブラックホーク、中距離対潜のP-3Cと、JPと並んで強力だったヘリ群に、更に移動力はあれだけど近接対潜ヘリのシーホークが追加されて、ほぼ最強のラインナップを維持しているでしょうか。

艦船=洋上◎、潜水○

US国で唯一残念なのが、JPと同じく近距離の攻撃型潜水艦がないところ。
とは言え中距離のヴァージニアは全潜水艦中でも最強の性能あるので十分強い。
まあ将来シーウルフ級あたりの攻撃型原潜が出て一気に無敵になるんだろうなあ・・・。
(シーウルフ出すならJP国にシーバット級出せと思うのは私だけじゃないはずw)
その代わり陸上兵装のあるロスアンゼルス級はテロ基地が隣接しているときに使うと思う存分無双できて面白い存在です。

US国の兵器はほんと優秀で穴も少ないのですが、いかんせんコストが高いので序盤苦労するのと後半も使い捨て用の用意が必要。CNやRS国の安いライセンスがあるとだいぶ楽できるので良いのあったらぜひ入れたいですね。あとはまあ、近距離潜水艦。

最初の二カ国で相当長くなってるので、次はもう少し短く。


おしまい。

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  1. 2010/05/26(水) 06:39:06|
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液晶モニタの選定とフォルモサ初訪問

目に優しいのがいいです・・・。


【液晶モニタ選定中】
数年ぶりにモニターの買い替え需要が来つつあるので最近選定し始めてます。
近年の液晶モニタの低価格化はちょっと驚きますね。

現在使っているのがデル製24インチ(1920×1200)と20インチ(1680×1050)、
それから三菱製19インチのSXGA(1280×1024)で、どれも買ってからそろそろ4~5年くらいになります。
てことはDOL始めた前後の購入時期なんですね。
DOLのオープンβやってる頃には既に液晶だった気もするけど、どのモニタだったかちょっと覚えてないな・・・。
んでまあ、それ以前はCRTで22インチとかのばかでかいモニタを使っていましたから、
私個人としては次がようやく液晶2世代目って事に。

一般に液晶モニタは2~3年が当たり前のPC関連機器の中では寿命が長く、
普通に使っていれば5~7年は持つかと思います。
今使っている物は以前よりなんとなくバックライトが暗く・黄色っぽくなってきたかなという感じはしますが、
まだ壊れるまでには至っていません。
ただ、その間に技術の進歩や価格の低下は起こっていますから、
性能は上がりつつ、価格は5年前より1/2~1/3くらいに下落しています。

ただまあ、その間にちょっと困った状況が。
上記のモニタの解像度は16:10か4:3ですが、現在の主流は同じワイド画面でも16:9。
フルHD(1920×1080)だとWUXGA(1920×1200)より表示できるドット数が10%も少なく、
実際の使用感で縦が足りないというのは相当使い勝手が落ちます。
そもそも買い換えたのに表示面積が落ちるってのはちょっとね・・・。

その代わり、マザーガラスからの液晶パネルの切り出し効率のせいとは思うんだけど、
1920×1200で探すとなると、いきなり製品数が減って価格帯も上がり、
日本のメーカー品で比較するとWUXGAとフルHDでだいたい1.2~3.0万くらい違います。
海外メーカーまで視野に入れるのならWUXGAを2万円台でも探せるものの、
モニタってのは長いこと使うし目に負担のかかるデバイスでもありますから、
安物買っていい機器かというと多分答えは否でしょう。

となるとどの辺を選びましょうか。
んー、この辺でほぼ思考停止。
IPSかVAパネルのWUXGAでLEDバックライトとか出ないかなあ。
誰か良いモニタあったら教えてください・・・。



【Ilha Formosa】
ここからDOLでのお話。
実は今週末になって初めて台湾に行きました。
先週まで連続してフォルモサ記事を書いておきながら、
3~5月がとにかく忙しかったのと他の事やってたせいで、
ここ1ヶ月以上まともにヨーロッパ圏とカリブ以外に動いてなかったんですね。

行ってみて思うのですが、南蛮やる効率って台湾それも安平が最強じゃないかな?
交換の『タネ』になる交易品を東南アジアから運ぶに当たって、
日本と安平では距離がぜんぜん違いますよね。
台湾だとそれこそ最寄のマニラからだとわずか数日、
インドネシア・インドシナでも充分勝負できる物が仕入れられますから、溜め込むのもやり易い。

ただまあ、台湾での貿易は日本より持ち込んでそこそこ有効な交易品の種類が多く、
その時々の相場で要求される取引スキルがかなり幅広い。
取引系スキルを10種類以上持って商人に特化してるキャラだと相当面白い感じですが、
さりとて皆が近場で同じ物運んでいたら旨くない訳で、これはこれで上級者向け仕様なのかも。
あと全然関係ない地域に持ってくとエライ相場になるとかで、
これはフロ様ブログをぜひ見て下さい。
確か今週の議会でも取り纏めて発表するんだったかな、ちょっと楽しみ。

ああ、そういやまだゼーランディア城も発見して無いな・・・。
商会のちあのんがそのうち紅毛城も案内してくれるだろうとか何て他力本願だろう。
冒険職も1年以上やってないので近いうちに発見物増やしに行きたい所。


【久々に海事中】
こっちがアジア行った主目的。
先週末からものすごい久々に海事やってます。
キャノン40基くらい作っておいての滞在で、今回は当面65→66までが目標。
キャノンだと2発でヤユタヤ1隻落とせるからソロでも結構楽に狩れますね。
週末に始めて、土日で経験12万ほど稼いであと3万ほど。
あと50アユタヤです。

今のところNキャノンは使い果たして名匠キャノンを入れ始めたところで、
まだ在庫が20個ほど残ってるかな。
このペースだと67近くまで手持ちの大砲でやれそうですが、
今週末には議会あるからいったん撤収の予定。
66で止めてスーパーフリゲート作るのが本来の目的なので、その先はまあ気が向いたときにでも。

船については今回あえてFS強化した装甲戦列。
帆性能と旋回が強化されてるから実に使いやすく、
回避入れないでもほぼ横で削られないあの堅さもいいですね。
削れないと言いつつ入りが悪い時などに遊びで回避練習と思って中に入って機雷撒いてたりもしており、
自分の機雷で削ってるのが馬鹿なんだけどw

まあ、N狩りなら一番良いのは速度重視の船でしょうか。
ロイヤルフリゲート、三層ガレオン、戦列の帆強化仕様+耐砲撃あたりが最適と思う。
FS強化で帆の性能が大幅に上がっており、NPC狩るにはかなりの恩恵受けてますね。


【スーパーなアレ】
上に書いたように、66になったら作る予定のスーパーフリゲート。
略してスパゲ? スーフリ?
これ作るときに船体にどれ使おうか、シミュレートしつつ検討中です。

①公用2層船体(耐久+60~80、装甲0~+1)
②大型2層船体(耐久+60~80、旋回-1~0)

強化砲門+白兵迎撃のOPスキルつける時の部品の組み合わせだと、
強化砲門=火薬庫+提督居室
白兵迎撃=船尾回廊+提督居室

旋回↑の部品が提督居室×2個で旋回+2~4。
旋回↓の部品が船尾回廊×1個で旋回-1~0。
装甲↑の部品が、船尾回廊と公用船体で旋回0~+1×2。
これを合計すると、中央値ではたぶんこうなります。

公用船体=旋回+2.5、装甲+1.0
2層船体=旋回+2.0、装甲+0.5

整数だと旋回はどちらも+2で、装甲で1差付くんですね。
性能を追求するなら当然公用船体なのですが、
旋回ならともかく装甲+1のために重船尾を入れるべきか、
3回目に旋回部品をもう一個入れるか強化ロープにするかも含めてちと考え中。
まあこれは大成功または失敗が出たときのマージンと考えるべきでしょうか。
重船尾の在庫はまだ2個あるので、
専用OPも含めてもう少し検討してから造船しようと思います。



おしまい。

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  1. 2010/05/24(月) 18:29:17|
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PC出荷台数で見る現代の台湾

とっくに世界最大規模


前回までで17世紀の台湾で起きたオランダの撤退と鄭成功の進出に関してのレポートは終わりましたので、ここでちょっと目先を変えて、現代の台湾の産業に関わるお話を。台湾の産業といって現在なじみ深いのはPCに関わる産業ですよね。先日台湾に本拠を置くPCメーカーの成長振りが伺えるレポートが出ていましたので記載しておきます。


【2009年の出荷台数・世界】

HP    5894万台
Acer   3989万台
Dell   3735万台
Lenovo  2472万台
Toshiba  1549万台
その他  12945万台
Total  30587万台

ちなみに、『その他』に入れられている日本勢は以下の通り。
SONY   680万台  
Fujitsu  563万台
NEC    273万台
Panasonic  57万台


【2010年Q1の出荷台数・世界】
HP    1531万台(+19.9%)
Acer   1200万台(+54.3%)
Dell   1020万台(+21.4%)
Lenovo   697万台(+59.2%)
ASUS    464万台(+114.8%)
Toshiba   462万台(+35.8%)
その他  3056万台(+11.9%)
Total   8434万台(+27.4%)

()内は前年比%


【2010年Q1の出荷台数・アメリカ】

HP     436万台(+7.1%)
Dell    408万台(+7.2%)
Acer    272万台(+50.9%)
Toshiba   150万台(+50.0%)
Apple   139万台(+34.0%)
その他   336万台(+21.1%)
Total   1744万台(+20.2%)

※Gartner社のデータより抜粋
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=1279215



こうして見ると、国内勢で世界レベルの生産について行けそうなのは東芝くらいで、
ソニーや富士通クラスでも生産力とそれに伴う価格競争力は完全に劣勢と見えてしまいますね。

次に目立つのが、アジア勢(特に台湾勢)の伸張と北米勢の地盤沈下。
今年第一四半期の集計だとASUSが倍増ペースで生産量を上げており、もう一気に東芝を抜くところまで来ています。今年は西ヨーロッパ・中東・アフリカを中心に世界の出荷台数が20%以上のペースで伸びる予想が出ており、東芝も35%とかなりの伸びを見せていますが、Acer・ASUS・Lenovoは50~100%という更に上の伸び率を示しており、東芝を含めてアジア勢全体の伸びが世界生産を押し上げているのが良く分かります。

これに対してHP・Dellの両者は世界平均並みの伸びに留まっていて、
象徴的な所だと地元アメリカでApple社が東芝に抜かれる結果になっているんですね。
(もっと言うと東芝・ソニー以外の国内勢の今年の生産計画は世界平均以下の伸び率だったりする)

ただ、台湾に本拠を置くAcerやASUSはネットブックなど低価格品の出荷台数が多く、台数では既に射程圏でも売り上げでHPを抜くにはまだまだ時間が掛かるでしょう。いっぽうで法人向けでの販売は保守がないと不安なので恐らく日本勢も含めて最後までHP・Dell・Lenovoの強さは残るでしょう。

個人的には今現在だとLenovoなどは旧勢力でありながらアジア勢の一角でもあり、
この所相当にコストパフォーマンスに優れた物も出して来てて結構食指が動くかな。
まあ、果たしてあれをIBMの流れを汲む製品と見て良いのか悩む所でしょうが・・。

んでまあ、普通のノートPCですらどんどん低価格化が進んでいる状況だと、量の強さはダイレクトに価格競争力に関わって来ていますよね。またAcerやASUSがごく最近出してくる製品は価格だけでなくデザイン面もどんどん良くなっており、廃熱周りがもうちょっと良くなれば充分業務でも使えるなーと言う物も出て来ています。
台湾勢の中だとASUSの商品力などはもう見た感じ旧勢力とそう変わらないところにまで来ているので、いつもの価格戦略ではなくどこかで技術を惜しみなく投入した製品を出してきたら見方が一気に変わるんじゃないかって気がしてます。今年あそこのPC一台買ってみましたが、実際安いのにかなりいい作りしてますよ。

低価格化によってPCがどんどん普通の文房具・消耗品となりつつある中、品質やデザイン・軽量化などでの差別化を訴える日本製PCがどこまで戦えるのか、 国内需要だけで食っていく所も世界で戦っていく所も、アジア勢の存在は無視できない所まで来ている事を感じざるを得ない統計結果と思います。
まあ、元々台 湾勢のPC部品はまるまるOEMで供給していたものも含めて世界中の多くのメーカーが以前から使用しており、部品の支配率だと実際はもっと多大な影響を及 ぼしているのですが、ここ数年は完成品で表に出て来たと言うだけの話かもしれません。自作やってる人からしたら、台湾の製品なくして完成品を作るのって相当困難なのはメーカー名を挙げるまでもなく周知の事実ですよね。そんな中で、部品ベースで言うと例えば台湾製のマザーボードに乗っているコンデンサーや、冷却ファンに使われているベアリングなどで一部の日本製品が日本向け商品力のポイントになってるあたりは購入者の嗜好が伺えてちょっと面白いところだったりもする。



おしまい。

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  1. 2010/05/22(土) 10:18:49|
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フォルモサ資料-6

鄭氏時代の幕開け


1661年にフォルモサ島に侵攻して来た鄭成功。
オランダ東インド会社の拠点ゼーランディア城での攻防も今回が最後になります。


フレデリク・コイエット 『閉却されたるフォルモサ』 (1675)

副題
「東インドにいるオランダ人の怠慢によって
 フォルモサ島が中国のマンドラインにして海賊である国姓爺の奇襲を受けて、
 どのようにして占領され、奪取されたかについての真実の物語」


(反抗計画の失敗)
・1661年8月12日、篭城中のゼーランディア城の近海に
 バタヴィアから出撃したカーウ率いる9隻・700名の救援艦隊が到着する。
・8月17・18日、鄭成功は40隻の船から兵士を上陸させ、市街地の包囲陣を増強する。
 (この時点で鄭成功は救援艦隊の兵力は2000人規模はあると見ていた。)
・鄭成功が捕虜から得た情報で救援艦隊の兵士は少数であることを知り、バタヴィアのオランダ総督府は現在まだ準備が整っていないかフォルモサ島を防衛することに関心がないと看破する。
・その結果、翌年の南季節風が吹いて新手の援軍が到着する前にゼーランディア城を占領すべきとの決断を下す。

・9月8~10日、悪天候のため接近できなかったオランダの救援艦隊がゼーランディア城近郊に停泊し、補給品と兵士を揚陸させることに成功する。
・ゼーランディア城内の士官、救援艦隊の艦長、副官たちを交えた拡大評議会が開かれ、陸海共同で攻撃を仕掛けて湾内に停泊している鄭成功軍のジャンク船を破壊する決議が出る。

・9月16日包囲されていたゼーランディア城とオランダ艦隊が鄭成功の艦隊に攻撃を仕掛ける。
しかし湾内が逆風のあと無風状態となってしまい、各船は相手のジャンク艦隊にバラバラに仕掛ける形となってしまった結果、強襲用のボート3隻が拿捕され、砲撃を行う予定だった艦隊のスヒップ船は逆に相手の攻撃を受けて炎上してしまう。結果、船長1名・副官1名・下士官1名・兵士128名を失ってこの反抗作戦は失敗に終わる。

・10月3日、城内の守備隊員に壊血病患者が急増してきたため、補給用に2隻の船が派遣される。
・10月17日、城の北西にある砂州へカノン砲台を建設しようとしていた部隊を攻撃しようという提案が出され(これが士官たちによる最後の提案になった)、3隻・200名で出撃するも失敗に終わり撤退する。


(苦境)
・鄭成功の包囲軍が縮小され始める。
これはゼーランディア城の包囲中に8000名もの兵士を戦死・脱走その他で失い、中国本土でも劣勢となって来たために食料の補給も少なく、著しく士気が落ちてきたためとされた。

・11月6日、タルタル人(清朝)が篭城中の長官コイエット宛に援助を申し出てくる。
書簡を送ってきたのは福州の太守・靖南王で、
オランダ側が数隻の船を派遣してくれるなら補給物資と鄭成功を撃つための兵を送ろうという内容だった。

・この結果、ゼーランディア城内の士気は一時的に高まり、
 来年春に援軍が送られてくるまで耐え切れば希望が出てくると確信するようになった。

・長期戦に備えるため、城内に残っていた婦女子はバタヴィアに送られることになる。
(この時バタヴィアで彼女たちの生活が成り立つようにとフォルモサの会計からの借り入れ扱いで若干の金額を融通したが、後にフォルモサが失われたため、この行為はフォルモサ評議会による犯罪扱いにされた。)

・最悪の事態に備えて城内に残る会社の物資・商品を船に積み込んで置くべきかの討議がされるが、
 残っている市民・中国人などに動揺を与えるとしてこの意見は却下された。

・11月8日、救援艦隊の司令官カーウは先のバタヴィア行き船団に自分も同乗して、自ら援軍要請を行いたいと申し出る。(救援艦隊の司令官として派遣されてきた人物がろくに戦いもせずに帰国しようとする姿勢に、コイエットは強い皮肉を込めた解説を行っている) が、カーウのこの申し出は却下された。

・11月26日、先のタルタル人の提案が承認されると、カーウはこの使節にも名乗りを上げた。
・派遣が決定し、2隻のもっとも強力な船と3隻の補給船がカーウに与えられて出発したが、
 結果カーウは悪天候を理由にしてこの船隊ごとバタヴィアへ逃亡してしまう。
・カーウの逃亡のあと5隻の船隊のうち3隻は戻ってきたが、
 補給と援軍が得られないことが判明したゼーランディア城の士気は再び落ち込んでしまう。


(終戦)
・12月16日、城内にいた軍曹が逃亡し、城内の兵力(残り400名)その他の状態が鄭成功に伝えられる。
 (ここでユトレヒト砦がゼーランディア城の弱点であることも暴露されてしまう。)

・この情報をもって鄭成功は包囲から攻撃に方針を切り替える。
・鄭成功、ユトレヒト砦の正面に3箇所の砲台を建設する。
・1662年1月25日、鄭成功軍はゼーランディア城の防衛拠点・ユトレヒト砦への砲撃を開始。
 同日ユトレヒト砦を陥落させる。
 ※この付け城は以前書いたようにゼーランディア城を見下ろす高地にあり、
  ここを落とされたゼーランディア城は砲撃に対して無防備となってしまった。

・1662年2月1日、ゼーランディア城は鄭成功の降伏勧告に応じる事を決める。
 (城と物資の一部を引き渡す代わりに撤退中の安全を保障する内容)
・コイエットは条約に従い物資人員を残った船に乗せたあと、
 城と物資を引き渡してバタヴィアへ撤退した。


(その後)
オランダ東インド会社の撤退後、
鄭成功は直ちにゼーランディア城に入城し、ここを安平城と改名して自身の根拠地とします。
ゼーランディア城を漢字表記したのが、DOL内の発見物名となっている 『熱蘭遮城』 ですね。

ちなみに、東インド会社によってゼーランディア城の対岸に建設されていたプロヴィンシア城砦が現在の 『紅毛楼』 で、最初にここを攻略した鄭成功は砦を承天府と改名して包囲中の根拠地としています。その後は鄭成功の存命中も紅毛楼(プロヴィンシア砦)は拠点として使われており、現代でも改修の結果当時の威容をしのばせる施設として残っています。

一方、バタヴィアに帰還した元長官コイエットは裁判の結果死刑判決を受け、その後罪一等を減じられて終身禁錮刑となってバンダ・アイ島で収監されます。彼は二年間の囚人生活とあらゆる財産・身分・名誉・名声を奪われた後に、家族友人らによる本国のオラニェ公への嘆願によってようやく開放されますが、代わりに本国での終身蟄居を命じられ、1675年になってこの 『閉却されたるフォルモサ』 を書き上げることになります。






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おつかれさまでした。

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  1. 2010/05/19(水) 22:47:30|
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フォルモサ資料-5

ゼーランディア城の攻防


1661年4月末、遂にフォルモサ島に侵攻して来た鄭成功。
25,000人もの大軍を引き受ける事になったオランダ東インド会社の拠点ゼーランディア城、
今回と次回で長官フレデリク・コイエット率いる守備隊と鄭成功軍との戦いを見てゆく事とします。


フレデリク・コイエット 『閉却されたるフォルモサ』 (1675)

副題
「東インドにいるオランダ人の怠慢によって
 フォルモサ島が中国のマンドラインにして海賊である国姓爺の奇襲を受けて、
 どのようにして占領され、奪取されたかについての真実の物語」


(緒戦)

・1661年4月30日、湾内に侵入した鄭成功軍はフォルモサ島へ上陸。
・これに対して長官コイエットは対岸のヤン・ファン・アールドルブ大尉がゼーランディア城の対岸にあるプロヴィンシア砦を救援するために200名を率いて迎撃させる。
・アールドルフ大尉はプロヴィンシア砦に取り付いていた包囲網に突入し、60名を入城させることには成功したが大尉以下は撤退を余儀なくされ、城と砦の連絡は絶たれてしまう。
・5月1日、ベーデル大尉率いる250名が出撃して城の北側で陳澤将軍率いる4000名の鄭成功軍と戦闘に入るも、劣勢のため包囲されて撤退。ベーデル大尉は最後まで残って戦っていたため兵士110名とともに戦死する。

・5月1日、近海でオランダ艦隊と鄭成功艦隊とで海戦が始まる。
 ス・ホラーフェランデ号は敵艦30隻からの火砲を浴びながらも湾外へ脱出に成功したが、
 オランダ艦隊の主力艦ヘクトル号は火薬庫が爆発して沈没してしまう。
・5月4日、陸戦と海戦の敗退により完全に包囲・分断されたプロヴィンシア砦はその後残りの水食料が8日分しかなくなり、12000名で包囲していた鄭成功軍に無条件降伏・開城する。
・ゼーランディア城は城外(市街地)にいた住民を避難させて市街を捨て、篭城に入る。
・バタヴィアからの援軍が到着するに最低11~12ヶ月は掛かるだろうと計算していた。


(反撃)
・5月5日に鄭成功軍はゼーランディア市街地を占領し、大砲の設置など総攻撃の準備を進める。
・5月25日、市街地に設置された28門のカノン砲による砲撃が開始される。
・しかしこれらの砲台は城壁からの遮蔽物がなく露出していたため、
 長官コイエットは守備隊の砲手とマスケット銃兵に命じて砲台に射撃を集中させた。
・城内からの攻撃により鄭成功の砲兵隊は1000名近い死者・逃亡者を出して大通りから撤退した。
・この間、鄭成功自身は6~7000名を率いて南から側面の砂丘へ移動して裏へ回ろうとする。
・しかしこの動きも城内から射撃され、射線の外まで移動して待機することになる。
・篭城側から銃兵60名が出撃し、市街に放置されたカノン砲の砲門を塞いで使用不能とする。
・その後、城内では総出撃してカノン砲を収容する作戦についての検討がされるが、
 10箇所以上の拠点守備に最低でも2~300名は必要なため、
 残る7~800名ではまだ4000名以上残っている市街地の鄭成功軍を防ぐことは不可能と判断、
 出撃の提案は否決される。
 (この時出撃しなかった事が、後にコイエットが死刑判決を受ける理由の一つとなった)
・こうして5月26日以降、鄭成功は力攻めを中断して包囲戦に移行する。
・5月28日、6月28・30日には降伏勧告の書簡が送られている。


(急報)
・3月22日、勝手にフォルモサを出てしまったファンデル・ラーンがバタヴィアに到着する。
・ラーンの虚偽報告により、コイエット他フォルモサのNO.2・3は解任される。

・6月22日、新長官ヘルマン・クレンクが任命され、フォルモサ島へ派遣される。
・6月24日の朝9:00、篭城中のゼーランディア城から脱出したマリア号がバタヴィアに到着し、
 鄭成功がフォルモサ島に来襲して来た事がここで初めて報告される。
・6月27日、バタヴィアの総督府で参事会が開かれ、フォルモサ救援が決議される。
・7月5日、ヤコブ・カーウを司令官とする9隻の艦隊が兵士725名を乗せてバタヴィアから出撃する。
 (ただし、司法委員だったヤコブ・カーウの本職は弁護士で戦闘経験がなかった)

・7月5日、フォルモサ島の基隆港から脱出したオランダのフライト船デ・フィンク号に乗った
 170名のオランダ人が長崎に到着する。
・7月20日、フォルモサ島が鄭成功の攻撃を受けている事が日本の長崎から江戸に伝えられ、
 この頃には西国諸大名が長崎の奉行所とオランダ商館に集まり始める。
・7月30日、先に解任決議の書簡を持って出た『新長官』クレンクがタイオワン島に到着し、
 バタヴィア総督の命令が篭城中のコイエットら守備隊に伝えられる。
・8月1日、新長官であるはずのクレンクは結局包囲中のゼーランディア城には入らず、
 水食料がないと言う理由でなぜか長崎に向かってしまった。

・8月12日、カーウ率いる救援艦隊が到着するが、悪天候でその後28日間も上陸出来なかった。
・8月31日、カーウは同時期にアユタヤからゼーランディア城に向けて航行予定だった
 木材輸送船ロースドイネン号への命令を変更し、この船を長崎に送る事を決める。



こうして見ると、ここまでゼーランディア城のオランダ東インド会社の守備隊は20倍近い敵に攻撃されながらもかなり頑張っていたことが分かりますよね。しかも6月という早い時期に報告が届き、7月には早くも最初の救援艦隊が編成されているのですから、陸海の連携さえ取れていれば充分戦えたように見えますし、南風の吹いている季節であることを考えるとバタヴィアが本気で追加の増援を行えば充分間に合うかも知れない状況だったでしょう。
しかし、結局この後ゼーランディア城は翌年陥落しています。
いったい現地で何が起こっていたのでしょうか。


次回は篭城戦から開城に至る顛末を。
この流れを踏まえていまDOL内では安平にあの人物がいるのですから、
予備知識としては結構CP2としても関係深い話かと思います。



おしまい。

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  1. 2010/05/18(火) 23:51:06|
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フォルモサ資料-4

鄭成功のフォルモサ島侵攻


ちょっと間が空きましたね、鄭成功によるフォルモサ侵攻に関してのお話の続きです。
この他にモンゴル帝国史も書きかけなので予定を繰り上げて二回分をまとめ、
救援艦隊の動きと侵攻開始までを取り上げます。



フレデリク・コイエット 『閉却されたるフォルモサ』 (1675)


副題
「東インドにいるオランダ人の怠慢によって
 フォルモサ島が中国のマンドラインにして海賊である国姓爺の奇襲を受けて、
 どのようにして占領され、奪取されたかについての真実の物語」


第一章・7
(救援艦隊)
1660年7月16日
・バタヴィアからフォルモサ島へ向けて12隻・600名の兵士を乗せた救援艦隊が送られる。
・司令官はヤン・ファンデル・ラーン
・船の構成は、スヒップ船8隻、フライト船2隻、小型ヤハト船1隻、ガリオット船1隻で、
 スヒップ船ウォルクムだけは途中マカオ沖で沈没した。
・この艦隊が受けた指令は、『フォルモサ救援が第一だが、国姓爺が侵攻する恐れがなくなった場合は、
 経費が掛かっているのだから艦隊の大部分は帰途にマカオを攻撃する事』 だった。

・この救援艦隊は途中でマカオ近海を航行し、示威行動を取ったあと、9月に到着した。
・結果として鄭成功は警戒を強め、9月に予定していた攻撃を再延期した事が後に判明する。
・長崎の商館長から送られた書簡からも9月侵攻計画の情報が残っている。


(救援艦隊の離脱)
・しかし、艦隊司令官のファンデル・ラーンは侵攻の可能性は根拠がないと判断する。
・10月6日のフォルモサ評議会でファンデル・ラーンがマカオ侵攻を主張。
・鄭成功の戦争用ジャンクが東インド会社の船をピスカドール諸島で攻撃する事件が発生。
・フォルモサ評議会はマカオ遠征の承認を1661年2月まで延期する事を決議する。
・鄭成功へ使節が派遣され、10月19日付けの返書でオランダへの敵意はないとの回答を受ける。
・1661年2月、マカオ遠征は最終的に却下され、1年間の帰還延期が決定される。
・この決定に対してファンデル・ラーンが反抗の姿勢を見せ始める。
・1661年2月、ファンデル・ラーンは2隻の船を率いて帰還してしまう。
・この後にも離脱艦が続き、結局12隻いた救援艦隊で残ったのは4隻のみとなってしまう。


第二章・1
(鄭成功の来襲)
・フォルモサ島付近の季節風について。
 11月~4月の半年間は北風が吹き続け、5月から南方季節風が吹き始める。
・1661年春~夏は南方季節風の時期で、バタヴィアへ救援を請うことができなくなった。

・1661年4月30日、鄭成功がフォルモサ島のゼーランディア城の近海に来襲する。
・その兵力は軍船300隻、兵士25000名で、司令官はベポントク提督。
・南京と呼ばれる上陸用の平底ジャンクが主体だった。
・ベポントクの艦隊はゼーランディア城北の水路から侵入し、
 城のあるタイオワン島とフォルモサ島の間の入り江からフォルモサ島へ数千名が上陸する。

・結果、ゼーランディア城とフォルモサ島のプロフィンシア砦は分断されてしまう。
・しかも当時、フォルモサ評議会は喫水の浅い船は1隻しか持っていなかった。
・当時のゼーランディア城の守備兵力は1140名、弾薬3万ポンドほどだった。
・弾薬は豊富だったが兵器と砲手、指揮する士官が絶対的に不足していた。
・この状況での徹底抗戦が決議される。


つづく。

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次回、ゼーランディア城での抗戦について。


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  1. 2010/05/17(月) 08:16:49|
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商会コミュニティの変革

競争と先駆者特権のせめぎあい


中期的な方向として既に示され始めているコミュニティ機能の強化。

コンペティションの品目が都市単位で同一になった事や、
以前のインタビューで『アレ』的な言い方で匂わせていた事から、
そろそろ来そうな長期計画や開発からの告知でもここが打ち出される気がしています。

その一方で、アクティブな人数が目に見えて減ってきている所も少なくない状況は、
いったいどういう化学変化をもたらすのでしょうか?
発表があってから書く事ですが、15日の12:00という時間的な事を考えて先に提起だけ。

さて、気付いてる人は気付いていますが、例えば今日の12:00で更新されるコンペティションにおいて、NOTOSでは某大都市のRANK7商会がいまだに0点のまま、1000点持ちの一般商会が取って代わりそうな所がありますよね。こうした動きもこれから増えてきそうな気がしていますし、アクティブな人で合同して再編・結集しようと言うのも充分起きる動きと思います。

特に今のDOL世界は2005年当時の奪取レースで勝ち取った老舗の商館持ちのところがその後の努力の結果良くも悪くも商館を維持し続けており、一応失陥ルールはありますが、RANK1~4くらいで留めているところであれば滅多に起こらない程度の縛りでしかありませんよね。(RANK6~7を選択したところは結構大変と思うけど・・・。)

その一方で、新規者主体ながらもアクティブ数ではそれを上回る勢いのある新商会や、高LVの古参者主体でも合同で新規に立ち上げた所などは下手をすると古参の大商会より実行力で上回ってきてる所も出て来て不思議じゃありません。

そういう栄枯盛衰がある中で、新旧での入れ替えを促す措置はあってしかるべきかなと思います。
というか運営的に今後の方向で古参者排除と新規者優遇を考えている気配がちょっとしており、
そういう方向の改変をしてくるかなーと見ています。

ただ、先駆者特権と言う考え方も大航海時代の切り取り次第な時代背景からしたら充分アリでしょう。
ポルトガルやスペインらの先駆者を押しのけた新興イングランドやネーデルランドは、
その圧倒的優勢な先駆者が居る上で実力でそれを排除したのです。

私自身完全に古参者です。
先駆者特権は残してほしいなあというのは心情でありますが、
活性化と言う点からしたら最悪自分の所属してる商館が新ルールの適用で失う事があっても、
それはそれで競争の結果なのだからしょうがないかなと思ってたりします。

こうやって両方の理由付けがある中でどういう方向性の提示があるのか、
新要素や拡張以上にコミュニティの変革というのは案外大きな影響があるかも知れません。

ただまあ、入れ替え要素を導入するなら、目標としてそれに見合う恩恵は欲しいですよね。
といっても別段なにかしら有利になるアイテムとかは無くてもいいんです。
商会紋章にしろ独自装備の追加にしろ、強い弱い儲かる儲からない以外にも自らの所属を差別化できる要素ってあると思うので、そういう方向から始める方がバランス的には変な事にならないし充分満足度は得られるかなと。個人的にはユーザーイベントを商館で告知・掲示・設定できるとかの機能があると色々面白いと思うかな。

さてさて、ホントどう発表して来るんだろうね?



おしまい。

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  1. 2010/05/15(土) 11:39:30|
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三国志ONLINE サービス終了へ

遂にこの日が・・・


あちらの公式サイトに遂にこのお知らせが来ていました。
以下はGamecityの告知文の抜粋です。



http://www.gamecity.ne.jp/sol/developer/info.htm

平素は『三國志 Online』に格別のご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。

本タイトルは2008年2月29日より皆様のご支援をいただいてサービスを続けてまいりましたが、このたび2010年7月19日をもちま して、サービスを終了することとなりましたので、ご報告いたします。

『三國志 Online』は当社の代表作である『三國志』シリーズの名称を冠し、500人vs.500人でくり広げられる“合戦”など数々のコンテンツを盛り込み、 三国志の世界を皆様に楽しんでいただけるよう開発及び運営を続けてまいりました。このたび本タイトルにつきましてはサービスを終了し、今後はコーエーテク モゲームスとして新たな「三國志」のゲーム世界を皆様にお届けするための挑戦をしてまいります。
これまでご愛顧いただいたユーザーの皆様には、厚く御礼を申し上げますと共に、何とぞご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

今後の予定ですが、これまでの皆様のご愛顧に感謝の意を表すべく、各種キャンペーンやイベント、アップデートを実施する予定です。また、 2010年6月17日よりサービス終了まで、プレイ料金を無料といたします。

今後の日程について
2010/05/19(水)  体験版登録終了、プレイチケット・スターターチケット販売停止
            10時30分時点で有効なアカウントの期限を2010/06/17に延長
2010/05/20(木)  ファイナルキャンペーン開始
2010/05/27(木)  5月アップデート実施、最終イベント開始
2010/06/17(木)  無料期間開始、ファイナルキャンペーンパワーアップ
2010/07/19(月)  最終ライブイベント、サービス終了
2010/08/05(木)  サポート終了

購入済みの各種チケット、パッケージ及びアイテムシリアルについて
・適用していないスターターチケット、各種プレイチケット、シリアルを使用していない製品パッケージ=返金○
・適用済みのプレイチケット=返金×
・アイテムシリアルの適用期限は一律2010年7月19日まで。
・2010年5月19日 10時30分時点で『三國志 Online』の有効な製品版アカウントの所有者
=『信長の野望 Online』、『大航海時代 Online』、『真・三國無双 Online』
  のスターターチケット及びゲーム内アイテムなどを無償にて提供。


サービス開始より2年と少し、運営を続けてこられましたのも、皆様の温かいご支援によるものです。
βテストの頃より、皆様から多くのご意見をいただき、ゲームをより良い方向へと進化させる貴重な経験ができました。開発・運営チーム一同、厚く御礼申し上 げます。
今後はこの経験を生かし、さらにお楽しみいただけるオンラインゲームを創り出してまいります。

残り2ヶ月あまりとなりましたが、皆様に最後までお楽しみいただけるよう、関係者一同尽力いたします。
今後とも、コーエーテクモゲームスに変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


『三國志 Online』 開発・運営チーム一同



三国志ONLINEはクローズドβテストの頃から参加していて、
途中でジャンヌさんやカトルさんが入っていた呉の部曲に入れてもらったりもしましたが、
あの妙に酔いそうな動きに最後まで慣れずにいつの間にか行かなくなってしまいました。

結局課金しないまま終わってしまうことになってやや残念に思う半面、
決算報告が出た後の早めの(?)決断としては、まあ止むを得ないかなあと言うしかない。

素材そのものとしては誰もが認める看板タイトルなのだから、
これで終わりとせずにまた何か三国志テーマで出してほしいなと思うのは私だけじゃないはず。

他にも5/10の決算短信で 『BASTARD!! -ONLINE-』 など不採算案件を整理したとかも報告には出ており、
こうした状況でDOLのほうに開発リソースが向くのか分かりませんが、

オンライン・モバイル事業では、既存タイトルのランニングコスト削減をはじめ、収益性の高いビジネスへの選択と集中を進め収益力改善に努めます。ユーザー拡大施策を継続的に実施するとともに、市場動向を鑑み、コミュニティを重視したコンテンツのラインナップを充実させることで新規ユーザーへの訴求と定着を図り、新たな成長の原動力といたします。(平成22年3月期 決算短信P4より抜粋)

この方針がどこへ行くことを意味するのか、
残された信ON、DOL、テクモ系のモンスターFも含めて今後1年間の動きを注視する事になりそうです。

一個一個のタイトルは当然評価もするし時には辛い事も言うけれど、
何だかんだ言っててもこれまで20年以上もファンな事には変わりないのですから。
ほんとコーエーがんばって・・・。





おしまい。

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  1. 2010/05/13(木) 15:31:05|
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フォルモサ資料-3

フレデリク・コイエット 『閉却されたるフォルモサ』(1675)

副題
「東インドにいるオランダ人の怠慢によってフォルモサ島が中国のマンドラインにして海賊である国姓爺の奇襲を受けて、どのようにして占領され、奪取されたかについての真実の物語」



第一章・5

(予兆)
・1658~59年
中国からフォルモサ島へ多数の中国人が逃げてくる。

これにより鄭成功が清朝軍に大敗した事が知らされ、中国人移民の間に近い将来に彼がフォルモサ島へ攻めてくるとの噂・流言が流れるようになる。


・1660年
・フォルモサの中国人に外部へ資産を持ち出す動きが広がる。

また3月には中国人の長老が月末には鄭成功が攻めてくる可能性が高いと報告する。
フォルモサ評議会はこれらの報告・状況により鄭成功の来攻は必至と判断する。(7か条の理由列記)

・東インド会社ゼーランディア城 防衛準備を開始する。
人員・弾薬・食料の補充、中国人の長老・名士は捕らえて城内へ収容、地方の穀物備蓄をすべて城内へ運ぶよう指示する。

・バタヴィアへ救援要請が出される。
1660年3月10日、フォルモサ長官コイエットは快速船(小型ジュンク)を仕立て、バタヴィアのオランダ総督と評議会へ状況報告と物資支援の要請を送る。


・鄭成功が進攻を延期する。
4月19・25日に計8隻のコヤ船・ジュンク船が来航し、鄭成功はフォルモサ島で大規模な防衛準備・来援予定をしている事から、フォルモサへの奇襲は延期したと報告する。
また鄭成功支配下の中国人高官からの書簡で、進攻の噂は虚報であるとの声明が出される。


・フォルモサ島、一時的に平静状態に戻る。
交易船の出港再開、徴税の実行、特に農作業への復帰によりこの年のサトウキビの収穫は過去最大量に達することになる。


(コイエットの5項まとめ)
・これらの記録は帳簿から証明可能である
・長官と評議会は抵抗のための準備と手配を忠実に行っている事
・フォルモサ領と住民を破滅させたとの責任追及はまったく根拠がないことを証明するもの



第一章・6
(油断)
・バタヴィアにてフォルモサ長官コイエットによる2~3月の防衛準備はすべて承認される。

フォルモサにおける鄭成功に対しての防衛準備は承認され、実際に攻撃を受ければ防衛は非常に困難だろうという認識こそあったが、バタヴィアでは鄭成功が本当にフォルモサへ侵攻してくるかについては懐疑的な見方があった。
その認識が結果としてフォルモサ失陥の大きな原因となったと以下の2点を挙げて指摘する。

問題点1
鄭成功がフォルモサを狙っていると言う情報は様々な経路から報告されていたのにもかかわらず、
バタヴィアでは根拠のない希望的な期待で直ぐには侵攻して来ないだろうという認識があった。

問題点2
財政上の緊縮策により、4月以降は崩れた要塞の再建や防御施設の補修をする予算案が承認されなかった。
結果として、防御力が不十分で補強が必要だと認識していたのにも関わらず、
現地フォルモサでは充分な防衛体制を取ることができなかった。
更にこれが進むと、必要な工事の出費に対しても理解のない叱責が出されるようになる。
一例として1660年4月の書簡に、フォルモサのゼーランディア城で城壁が薄い箇所にカノン砲台を建設して、
そこからの進入を防ぐ工事をしたが、それに対しても叱責の文書がバタヴィアから出される様になる。


(6項まとめ)
もしバタヴィアが本気で鄭成功の侵攻からフォルモサを守るつもりがあるなら、
こうした緊縮財政策を取るべきでなく、叱責・注意は不適当だという見解になっている。

そしてこれにより、1660年5月頃になると現地フォルモサの東インド会社員の間では、
鄭成功の侵攻に対して防衛は実質不可能だという認識を持つようになった。

更に、こういう厳しい状況でありながら、
バタヴィアではフォルモサ救援の艦隊を編成したのに(鄭成功が侵攻してくる可能性は低いと判断して)
救援が実行されず、経費を償却するためにポルトガル領のマカオを占領しようという計画が進められていた、
と締めくくられる。


次回はマカオ遠征計画の顛末と、鄭成功が侵攻してくる直前まで。
次々回から実際の戦闘となる第二章へ入る予定です。


つづく。

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  1. 2010/05/11(火) 22:05:42|
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褒賞ロット

大海戦出よう!


昨日久々に行われた大海戦の初日、開催そのものはいたって普通に展開してて、
ぐるっとまわった限りでは人数などもやや回復しつつあるかも知れません。
といっても初日の勝利ポイント1200点台は地中海での開催ということを考えると、
最盛期の2~3割減てとこでしょうか。

Eloriente直前のシラクサ海戦の勝利ポイントが3日合計で5800ポイント、
Eloriente実装後のジェノヴァ戦で3900ポイント、
この二つが指標になりますので注目しています。

さて問題は終わった後。

恐らく多くの人が書くと思うので中身については詳しくは述べませんが、
『あれ』 を出すなら全国参加にしないとまずくないかな?
参加資格がある国の人も出ないとえらい機会損失になりそう。
特にNOTOSだとネーデルの人は参加可能な機会が数少なくていつも気の毒に思うんだけど、
こういうの運営側なんとも思わないかな?

それと、レアハントしたりダンジョン篭ってた人はあれ見てどう思うんだろ・・・。
これで毎回、大海戦が終わるとあれが増殖していくわけで、
その度にアレがアレされた大砲がどんどん出回って行くわけですね。
悪意まで行かなくても明確な意図があったら色々出来ちゃうんだけどいいのかなあ・・・。

あとまあ、
過去の鯖対抗戦に匹敵する中身が1回参加するだけで貰えるのってある意味すごい釣り餌っすねw
それと、こういう使い方するならアイテム課金にはしない気もしてきた。


050710 230454B

さて私のはというと、初日はストさんカロさんが出た後の編成支援で開始後もしばらくチュニスに残留。
中型からの参加者で編成するので人数あわせの途中参加でしたが、
その艦隊で人数揃ってれば恐らく支援艦に出て戦闘には参加しなかったと思います。

そしたら当然上記のロットも手に出来なかったわけだけど、
これ連盟に洩れた2カ国はその機会すらない事に。

んでまあ、その褒賞ロット。
当然ながら買い取り価格がえらいことになってますが、さもありなん。
赤枠になる前のこれなら売買可能ですからねえ。

とり合えず6月に仕様色々変わるようなので、その際はもう全国参加でいいと思うホントに。
これは前から感じていた事で、
戦力バランスがどうとか言う以前にみな公平にお金払ってるのに、
最大規模のコンテンツである大海戦が、自分の意思だけで決められない要素(国別投票)で参加できない。
それちょっとどうなの?って。

まあ、自身がもう相当にやり込んできてるからかもしれません。
にしてもいまだ楽しめる数少ない有力コンテンツ、
それもこうも大きいメリットある全員参加型のイベントなのだから、
もっと多くの人に機会広げてもいいんじゃないかなあ。

ということで土日も基本は支援側に回りつつ、機会があったら参加。
皆さんもぜひご参加を~。


おしまい。

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ぽちっ とよろろん。

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  1. 2010/05/08(土) 07:19:32|
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フォルモサ資料-2


フレデリク・コイエット 『閉却されたるフォルモサ』(1675)


副題
「東インドにいるオランダ人の怠慢によってフォルモサ島が中国のマンドラインにして海賊である国姓爺の奇襲を受けて、どのようにして占領され、奪取されたかについての真実の物語」



メモ書きする前に、この時代の鄭成功側の動きを列記しておきます。

1624年 鄭成功、父鄭一官(芝竜)と長崎人の母・田川氏の間に平戸で生まれる
1644年 北京が陥落して明帝国が滅亡。
1645年 鄭一官は亡命政権である隆武帝を支持して福州で挙兵する。
    この時鄭成功は隆武帝に謁見して国姓である『朱』の使用を許され、
    以後、国姓爺と呼ばれるように。
1646年 父・鄭一官が清朝に内通して福州は陥落、隆武帝も殺害され、鄭成功は海上に逃れる。
1650年 鄭成功は叔父の一党を討って鄭一党の武力を掌握する。
1653~56年 鄭成功は永暦帝の元で広西省を拠点に抵抗活動を続ける。
1658~59年 鄭成功が南京遠征軍を起こすも暴風雨で延期され、翌年清朝軍の奇襲を受けて敗退。
1660年 根拠地アモイ島と金門島に帰還して再起を図る


ここまでが翌1661年に台湾のオランダ東インド会社を攻撃するまでの鄭成功側の動き。



第一章・4

・1646年 
この頃から鄭成功が台湾に目を付けている事が知られ始め、実際に長崎の商館からゼーランディア城へ鄭成功に関する注意喚起が出される。

・1650年 
オランダ本国の東インド会社の重役で構成された『17人会議』は、中国人がフォルモサ島へ攻めてくる危険性が高いとして、フォルモサ島の守備隊は最低でも1200人規模を維持するようにとの命令が発せられる。

・1652年
イエズス会神父より、鄭成功がフォルモサ島の中国人を扇動している可能性が指摘される。
同年9月7日、5千人規模の中国人が蜂起してオランダ人8名を殺害し、12日後にようやく鎮圧される。

・1653年
タイオワン島のゼーランディア城から見て対岸にある本島のサッカムに新要塞を建設する。
プロフィンシア砦と命名されたこの砦、
暴動程度には問題なく機能したが城壁は薄くカノン砲の攻撃に対しては無力だった。

・1654年以降
当時のフォルモサ長官クラース・フェルブルフと後の長官コイエットとの確執が表面化し、以後のフェルブルフはバタヴィアの評議会の議席を得たことでコイエットの主張・警告・提案を尽く無視又は反対して、コイエットの印象・評価を悪くする立場をとるようになる。


この点に関してコイエットは、『高い地位にある社員の間に抗争が生じたら、総督または長官などより高い地位の責任者が両者を呼び出し事情聴取して、できれば和解させ、不可能なら両者を解任して会社がそれによって被害をこうむる事のないようにすべきである』と記述している。


フレデリク・コイエットに関して
・1645年 
下級商務員の資格でバタヴィアに勤務するようになり、数ヶ月を司法委員、その後3年半をバタヴィアの上級商務員に任命される。またその後、10年に渡ってフォルモサ商館の主席評議委員に任命される。
その間2度に渡って日本を訪れ、1647~48年と1652~53年は長崎の商館長を勤める。

・1656年
コイエットがフォルモサのタイオワン長官に任命される。 
同年、鄭成功による海禁例により、中国船がフォルモサとの交易が出来なくなる。

・1657年
鄭成功に対して使節と贈り物を送る事がフォルモサ評議会で決定する。
結果、鄭成功はこの時点ではフォルモサの東インド会社と関係を悪化させることは望んでいないので海禁例を解いて交易を再開させる。との返答を得る。

・1657~60年
フォルモサ島での東インド会社の収益は急拡大し、1659~60年にはバタヴィアの長官の高評価が本国の17人委員会へも伝わり、コイエットへ勤務成績が非常に優秀なことに対してインディアス評議会の員外評議員の称号・資格が贈られるとの書簡が送られる。
(但しコイエットは鄭成功の動向にはまだ注意が必要で、防備は今以上に固めておくべきとの見解がバタヴィアに向けてたびたび出されるようになるが、これは費用的な問題や先のフェルブルフとの確執等の理由で却下される。)


これが、鄭成功が侵攻してくる前年までの東インド会社とフォルモサ島に関しての記録です。
第一章の5項からは1660年に急展開する台湾情勢が記述されてきます。


2/3ほど読んだ段階での所感。
これは台湾島(フォルモサ)におけるオランダ東インド会社の最後のタイオワン長官、フレデリク・コイエットによる、フォルモサ失陥に関しての自己弁護の為の証明文書としての性格が強いものの、現地で高い地位にいた人間でしか知りえない事柄が本人・東インド会社両方の立場で書かれており、必ずしも自分に有利なように誘導する記録ではない印象を受けます。

そもそもフォルモサの失陥は、彼自身の失態というより東インド会社全体の防衛力の不足、対応のまずさが原因というのは当時のオランダでも共通の認識で、一方的に責任を取らされて死刑判決を受けた後に2年間も収監されていた長官フレデリク・コイエットがこうした弁明書を書く必然性は充分あったようですね。



つづく。

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  1. 2010/05/05(水) 19:53:14|
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フォルモサ関係資料

先週実装されたCP2・Ilha Formosa。


最初にここに到達したポルトガル人が 『麗しの島』 という意のポルトガル語でこう叫んだからと謂われますが、じゃあ折角の休みなんだしちょっとその辺から読んでみるかなと思って資料当たってます。以下は読んでる途中でのメモなのでいつもと違う表記になってるのはご容赦を。



リンス・ホーテン 『東方案内記』(1599)


1)東方案内記に台湾島に関しての記述・補注が若干あり。

「マカウの東北東90マイルあまり、シナ大陸から約20マイルのところに、レケオ・ペケーノすなわち小レケオ(小琉球)と称するいくつかの島がある。」

2)ここでのマイルはスペイン・ポルトガルの当時のマイル数値なので、ドイツマイルへは4/5程度で要換算、イタリアマイルへは1/4程度で換算か。

3)他資料『ポルトガル人航海誌』補注では、「レケオ・ペケーノ島は25度に位置し、非常に急峻な長楕円形の島、シナ海岸から約18マイル離れている」と記述あり。

4)地図への登場は、1545-48ローマのバリセリアナ図書館所蔵のポルトガル海図、1554年ローポ・オーメン世界図でフレモーザ島表記、資料では1564年7月フランシスコ・ぺレスが中国から日本へ赴いた際の報告書が最初か。

5)小レケオの呼称は明代・洪武帝期(1368-1398年)の中国で朝貢している琉球との区別をする必要が出てきて以降から。つまりリンスホーテン以下の小レケオ呼称は中国人からの情報ということになる。(尚、レケオの呼称そのものは1510年代のトメ・ピレスもメモで早くも記述している)

6)同項にインスラ・デ・コーレつまり朝鮮島への言及がある。1568年ヴァズ・ドゥラード図で登場、1593年プランシウス世界地図では半島表記、1596年リンスホーテン図では島表記・Ilha Corea呼称で登場。



フレデリク・コイエット 『閉却されたるフォルモサ』(1675)

副題
「東インドにいるオランダ人の怠慢によってフォルモサ島が中国のマンドラインにして海賊である国姓爺の奇襲を受けて、どのようにして占領され、奪取されたかについての真実の物語」


1662年に最後の拠点ゼーランディア城が陥落してからわずか13年後の著作。
前年から攻撃を開始した鄭成功による台湾攻略の顛末がかなりの項数を割いて記述されており、
これはやたら面白くて読み応えあります。

第一章1~3までメモ
・中国人イクァン(鄭一官=鄭成功の父)のタルタル人(清朝)への抵抗
・あとを継いだ息子の国姓爺(鄭成功)について
・抵抗を続けるための避難地にフォルモサ島に目を付けた件
・フォルモサ島の気候風土、物産(牛・鹿を始めとした動物資源が豊富で、若干だが肉桂樹と生姜を産出)
・貴金属産出の可能性、硫黄の大量出土、地震が多いことに言及
・先住民族についての記述、会議制の村運営、婚姻に関して、武器(投げ槍)の記述

・1624年東インド会社の領有について
・最初は12マイル離れたピスカドール諸島に砦を建設していたのが、
 中国に支障があるという理由で中国のマンドライン(高官)と小役人との交渉により、
 フォルモサ島へ移転する事になった。
・西海岸のタイオワンと呼ばれる周囲1マイルの砂州に基地を建設し始める。
・島と基地は海で隔てられ、距離はカノン砲の射程の2倍ある。
・基地名を最初オラニェと命名、のち1627年にゼーランディア城へ変更、1632年完成。
・ゼーランディア城の付城建設にも着手、1635年着工・1640年竣工。
・付け城は本城のカノン砲の援護を受けられない位置にあり、
 接続している城壁も外部から簡単に狙撃できる欠陥があることが発見される。
・これを補完するためにユトレヒト砦が建設され、カノン砲が設置される。


つづく。

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  1. 2010/05/04(火) 09:37:37|
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公用装甲戦列4/4も作ってみた

先日作った鉄張り装甲戦列


あれはあれでいい感じなので今度の大海戦に使用することにしました。
使用感は~
という記事を書こうと思ったら保存時に消えて若干萎えた;

んでまあ、
昨日になってまったく同じ構成で公用船体バージョンの装甲戦列も依頼を受けたので、
今回はこれとの比較を見てみます。

まず、4回分の強化結果は以下の通り。

1/4=縦+35、横-15、装甲+4(+1)砲室+10(+2)、耐久+90
2/4=縦+45、横-5、旋回+3、倉庫-4
3/4=縦-5、横+45、耐久+60
4/4=縦-5、横+45、耐久+60

中央 縦+70横+70、耐久+210、旋回+3、装甲+3.5、砲室+08、倉庫-2
実際 縦+70横+70、耐久+210、旋回+3、装甲+4.0、砲室+10、倉庫-4

合計 耐久1225、縦175、横290、旋回10、装甲40、
(オプション) 耐砲撃+斬込み防止網、
(専用艦OP) 排水ポンプ

ここも運良く装甲+4を引くことが出来、耐久や旋回、帆性能は無事中間値が出てくれました。
高い部品・建造費を預かっての造船なのでかなりほっとした。

で、実際の船はこうなってます。

公用装甲4-1


公用装甲4-2


鉄張りと比べると、旋回+1、縦+1横+4、耐久+8かな。
強化するときに失敗が出ていたら逆転されてしまう範囲ですが、
一般人ならともかく軍人さんならこだわって公用で作るんだろうなあ。
明らかにスペックが違う要素があるのに敢えて下位船を選ぶというのは、
軍人的には取りづらい選択かも知れません。

ただまあ、今の大海戦は限りなくテスト中の雰囲気が濃厚で、
私のように手持ちの重船尾を温存する人はそれはそれでアリと思います。
乗ってみると分かりますが、上級士官で操舵R15が可能な今では旋回9でも充分くるくる回る。

さて、上の船数値、
サラッと出していますが今これが容易じゃないのはご存知でしょうか?

船情報の強化値が正確に表示されない不具合が発生中で
強化の値が船を所有している人の熟練度に依存するようになってしまっており、
トレードやバザー中に見ると必ずしもMAX値が表示されなくなっているのです。


例えば上の船、建造直後だとこう出ます。

公用装甲4-3


これだとMAXの強化値がどうなっているかさっぱり・・・。
なので始めの2枚のSS、
実は他人に納品予定の船なのに熟練上げしてから撮っています。

耐久+210/250は熟練160とかを要求されるので結構大変でしたよ。

ほんとこれ、かなり多くの人が困る不具合と思う。
他にも直すべき事ありそうですが、これだけは早く直してください・・・。



おしまい。

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最後にぽちっ と!

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  1. 2010/05/03(月) 13:29:59|
  2. 鋳造・縫製 その他生産
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そうだ、鉄張り装甲作ってみよう

鉄張りと公用装材


CPで強化限界が変更されたFS造船。
移動/交易船については前回商大クリッパーを書きましたが、
当面もっとも大きな影響があると思われるのが、直近に大海戦を控えた海事船。
それも大型でしょうか。

告知があった瞬間から 
さーて船どうするべと考えていて、
昨日ほんとに思い付きで一隻試作してみました。

鉄張り装甲戦列艦はどんなもんだろう、と。

公用船体と普通の三層甲板船体とでは、
部品の強化値は耐久が+60~80で同じですが旋回が0と0~-1(整数返しなので実質-1)、
これに材質そのものの差で帆と耐久がだいたい-0.6~0.7%違う。

これまでの均一化した基本スペック(耐久1000の装甲、958の公用戦列、952の素戦列)同士での戦いでは、ほんの少しの性能差でかなり大きな違いが感じられるのですが、船強化の実装によりここまで数値がバラけた、ある意味大味になった現在のFS造船システムで果たして旋回-0.5や帆・耐久1%未満の差がどれほど決定的な差になるのかちょっと疑問で、それならいっそ作って試してみようと思い立った次第。

で、4回目まで強化した際のレシピと結果は以下の通りでした。


1/4=大ラテン、改良砲門、加工鉄、修理道具
 (中央=縦+35横-15、砲室+08、耐久+90、旋回-0.5、装甲+3、)
 (結果=縦+35横-15、砲室+10、耐久+90、旋回0、装甲+3)
 OP=耐砲撃装甲

2/4=大ラテン、投網、副官室
 (中央=縦+45横-5、旋回+3、装甲+0.5、倉庫-2)
 (結果=縦+45横-5、旋回+2装甲+1.0、倉庫-2)
 OP=斬込み防止網

3/4=大スクウェア、強化ロープ×2
 (中央=縦-5横+45、耐久+60)
 (結果=縦-5横+45、耐久+60)

4/4=大スクウェア、強化ロープ×2
 (中央=縦-5横+45、耐久+60)
 (結果=縦-5横+45、耐久+60)

中央 縦+70横+70、耐久+210、旋回+2.5、装甲+3.5、砲室+08、倉庫-2
実際 縦+70横+70、耐久+210、旋回+2.0装甲+4.0砲室+10、倉庫-2
合計 耐久1218、縦174、横287、旋回9、対波7、装甲40


鉄装甲4-1


鉄装甲4-2


結果としては、
旋回が中央値2.5の予定が整数返しの処理で+2止まり、
装甲は中央値3.5のところ+4と大成功が出ています。
あとは耐久がすべて中央値で出たのは、今の傾向だと実は隠れた大成功かも。

この際旋回が10と9とでどう違うのかは使ってみないと分かりませんが、
INでやるならあんまり違いないかなあとも見ています。
他のSPECが著しく違う現在の造船システムだとひょっとして鉄でも十分かなと。
あとはまあ、重船尾を消費しないで作れる点も大きい。

今の大海戦って限りなくテストに近い状況で、船の仕様もまだ固まってません。
将来的には一等戦列やスーパーフリゲートの性能が上回ってくる気もしてますし、
装甲戦列も5回目が来たらまた組み直しになる可能性があります。
それなら手持ちの重船尾は温存させといてもいいかなーとね。

今回出られるのは限られた日になりますが、
今後の造船指向を体感する意味でも今回の海戦は各船とも意識して乗ってみたいですね。


おしまい。

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  1. 2010/05/01(土) 06:17:44|
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