今朝やっていた、EURO2016の準々決勝 ドイツ対イタリア戦。
120分やって決着つかず、PK戦の結果ドイツが準決勝進出。
最初の5人が枠からPK外しまくっていたイタリアのキッカーたちと比べて、
イタリアGKブッフォンに止められまくっていたドイツ。
最初はコースの読みが合ってなかったGKノイアー擁するドイツが最後は止めて決めた訳で、
どうにもブッフォン見殺しというかイタリアの自滅という感じがしないでもない。
でもまあ、両方とも世界屈指のGKだから蹴る方も相当にプレッシャーあったとは思いますが。
ところで、PK戦で決着がついたあと朝日のアナウンサーが
「史上初めてドイツがビッグトーナメントでイタリアを破りました!!!」
って絶叫していたんだけど、ちょっと違和感が。
私子供の頃に、
「PK戦はトーナメントで先に進めるチームを決めるための只の手段であって、記録上は引き分けになる」
って教わってたんだけど、今って記録の付け方が違うのかな?
言葉としては勝ち上がりではあるけど別にイタリア負けてないと思うんだけどなあ・・。
PK勝ち上がりも初勝利にカウントするなら、公式上は・・のフォローも入れといた方がいいし、
恐らくNHKのスポーツアナウンサーだったらそこまでしゃべっていた気がする。
さてこれでEURO2016準々決勝は3試合が終わって、
残っているのがポルトガル、ウェールズ、ドイツで、あと1試合がフランス対アイスランド。
ここまでウェールズが何で残ってるんだと正直びっくりなんだけど、
ウェールズは予選がスロバキアとロシアに勝ってイングランドに負けて1位通過、
そのお蔭で決勝T1回戦が予選3位通過の北アイルランド戦でこれを突破。
ロシアに勝ったこととイングランドが予選でスロバキアと引き分けて2位通過になったのが効いてる感じでしょうか。
流石に準決勝ポルトガル相手だと厳しいでしょうが、
中々ウェールズの試合を見ることはないのでこういう勝ち上がりはちょっと嬉しいですね。
おしまい。
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- 2016/07/03(日) 07:42:13|
- 雑学
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>私子供の頃に、
>「PK戦はトーナメントで先に進めるチームを決めるための只の手段であって、記録上は引き分けになる」
って教わってたんだけど、今って記録の付け方が違うのかな?
合ってますよ。ノックアウトステージにおいて120分で決着がつかない場合は引き分け扱いとなります。
例えば2010年の南アフリカW杯で日本はラウンド16でパラグアイに延長120分0-0の末、PK戦で負けましたが、PK戦の勝敗はラウンド8への進出者を決める便宜的なものという扱いですので、勝ち点1獲得と見なされています。これをGLでの勝ち点と通算し日本の最終順位は9位と発表されました。(賞金分配のための順位確定ですね)
テレ朝はW杯最終予選やアジア杯の中継などを長く続けており、実況解説は地上波では悪くないほうという定評があったので期待してましたが、ちょっと期待外れでしたね。一般視聴者が多いだろう代表戦は万人向けになるとしても、EUROなんてサッカーファンしか見ないだろうので、CS放送のサッカー中継並みに実況も解説もサッカー通を用意するものと思っていたので・・・
試合についてはなんというか、イタリアの今大会の戦術ですと、快勝したGL初戦ベルギー戦からカードを厭わず決定機はファウルで止めるというのを徹底していたので、勝ち上がるほどに不利になってしまう感じでしたね。
誤算だったのはせっかくGL1位勝ち抜けを決めたのにノックアウトステージの山が死の山になってしまったことでしょうか。ラウンド16からいきなりスペイン戦となりDFラインのユーヴェユニットなどベストメンバーをフル稼働するしかなくなり、カードも疲労も溜まってしまって、スペインに快勝したもののデ・ロッシ負傷、モッタ出場停止、DFライン全員カード保持状態と満身創痍の状態でドイツ戦となりました。やはり90分、120分で決着付けられなかったのはボール配給役のデ・ロッシの不在が大きかったですね・・・
そしてPK戦については、何の準備も出来ないまま急遽119分に足をつったキエッリーニの代わりに投入されたザザも可哀相でした、おそらく120分での決着のための予定通りの投入だっただろうインシーニェのように心の準備も出来ただろうし(だから彼は1番キッカーにもなりましたよね)、PKも違った結果になっていた気がします。
実は引き分けのまま延長に入ったので2006年ドイツW杯準決勝の再現を期待してましたがダメでしたね・・・ブッフォン引退ですかね~。キラーイみたいに続けそうな気もしますが!
アズーリファンなもので、ついつい熱くなりました。
長々と失礼しました。
- 2016/07/03(日) 14:48:10 |
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- 旧ダルマチア人 #N2dEG/Fw
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旧ダルマチア人さん>
ご無沙汰しております。
ブログの大航海記事削除でちょっと寂しい思いをしておりました、コメント頂けて嬉しいところ。
さて、イタリア代表ですが私も好きなんですよね。
見始めたのは1982年にロッシが得点王取った時からですが、記憶に一番残っているのは1990年の地元イタリア大会でしょうか。
あの時は予選からずっとローマから動かない&ゼンガ・バレージ・ベルゴミ・マルディーニらの鉄壁で無失点勝ちを続けていたのに、準決勝だけナポリに南下したら当時ナポリ所属だったマラドーナ率いるアルゼンチンに初失点とPK負けくらってちょっと呆然としたのを覚えています。
その時も「イタリアは負けてない」と言い張っていましたが・・・、印象としては次の1994年大会決勝で名手がみんなしてPK外して優勝逃した時よりショックでした。
- 2016/07/04(月) 12:56:32 |
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- ハミル #-
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閣下、御無沙汰しております!
諸事情により航海者としての人生に一旦幕を下ろす運びとなりました・・・
>さて、イタリア代表ですが私も好きなんですよね。
>見始めたのは1982年にロッシが得点王取った時からですが、記憶に一番残っているのは1990年の地元イタリア大会でしょうか。
あっ・・・大先輩だったったんですね
したり顔でレギュレーションを語るとは釈迦に説法というやつでした。お恥ずかしい。
閣下に比べると私はだいぶニワカの部類です
1990のマラドーナ旋風といい、1994の決勝PK戦はバッジョのアレとか伝説的なのでどちらも一応知ってますが、当時はスポーツに興味なかったので見てないですし^^;
最初のコメントにも書きましたけど私が印象に残ってるのはやっぱり2006のドイツ戦ですね・・・
110分以上かけてようやく均衡を破った1点目もすごかったけど、でもそれより1点目が入ったことによって前掛りになったところに隙あらばカウンターの2点目。
今大会もベルギー戦、スペイン戦でペッレが似たようなボレーでそれぞれ追加点を決めてましたけど、イタリアが強い理由はここにあるのかなと。
リードすると極端に守備的消極的なメンタルになるチームは多いですし、残り時間が少なければなおさらそうじゃないですか。「鹿島る」「中東戦法」みたいな言葉もあるくらいだし。でも実際はよほど実力差のある場合を除けば、失点する恐怖でチームがバランスを欠いてしまうし、守備一辺倒ということは相手に猛攻を許すことにも繋がりますよね。
イタリアの守備意識・戦術の高さ+隙あらば確実に追加点決めて相手の心を折る、という姿勢でようやく「リードを守りきる」ことが叶う気がします。
力量差はあれど、あの姿勢は日本代表も見習うべきだなと。
- 2016/07/04(月) 18:29:01 |
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- 旧ダルマチア人 #N2dEG/Fw
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