打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

第2期・叡王戦の本戦組み合わせ決定

組み合わせ決まる


角川ドワンゴ主催の叡王戦。
本日夕方からの組み合わせ抽選会で本戦の組み合わせが決まりましたね。
この棋戦が他のタイトル戦や一般棋戦と大きく異なるのは、優勝した棋士がコンピュータソフト棋戦の電王トーナメントの優勝ソフトと対局するところ。第2期となる今回は羽生三冠や佐藤天彦名人が本戦に勝ち残っており、現役タイトルホルダー、それも最高位タイトルの一つである現役名人(もう一つは竜王)や第一人者である羽生三冠がコンピュータと対戦する可能性が残されているとあって前回以上に注目の棋戦となって来ていますね。今回は本日決まったその叡王戦の本戦組み合わせの感想と勝ち上がり予想などを取り上げてみたいと思います。



(イ)
1)佐々木勇気 五段
2)及川拓馬 六段
3)千田翔太 五段
4)広瀬章人 八段

(ロ)
5)深浦康市 九段
6)豊島将之 七段
7)小林祐士 七段
8)久保利明 九段

(ハ)
9) 山崎隆之 叡王
10)羽生善治 九段
11)中村修 九段
12)稲葉陽 八段

(ニ)
13)丸山忠久 九段
14)千葉幸生 六段
15)佐々木大地 四段
16)佐藤天彦 九段



準々決勝は、
1・2の勝者 対 3・4の勝者
5・6の勝者 対 7・8の勝者
9・10の勝者 対 11・12の勝者
13・14の勝者 対 15・16の勝者

準決勝は、
1~4の勝者 対 5~8の勝者
9~12の勝者 対 13~16の勝者

決勝は、
1~8の勝者 対 9~16の勝者




(組み合わせの感想)
段位、順位戦クラス、竜王戦クラス、近年の勝率などの一般的な物差しでいうと、9~16のブロックに強豪が固まりましたね。特に順当に行った場合は羽生三冠と佐藤名人が準決勝で当たる組み合わせで、ちょっと勿体ない一方でどちらかが決勝に残ってくる可能性は逆に高いと言えそう。

それとは別に強さの指標を数値に置き換えたレーティングで比較すると、1~8はレーティングの上位10位以内が3人、20位以内が5人で、9~16もレーティングの上位10位以内が3人、20位以内が5人。数字上は同じですが、レーティング1位佐藤天彦、2位羽生善治、3位豊島将之、5位稲葉陽、6位広瀬章人、7位久保利明で9~16のブロックの方が若干良いかなといった状況。


(勝ち上がり予想)
(イ)1~4
ここは若手強豪が固まりましたね。順位戦やタイトル経験だと広瀬八段が圧倒していますが、レーティング評価だと6位広瀬、19位千田、22位佐々木、43位及川で、千田五段や佐々木五段も早指し棋戦だったら十分勝負になりそうな感じ。順当ならまあ広瀬八段だけど個人的には佐々木勇気応援かなあ。千田五段はコンピュータソフトへの造詣が深く、研究にもソフトを最も取り入れている棋士の一人とも言われますので、彼がもし勝ち上がってソフトと戦うとなるとどうなるか、ってのはそれはそれで結構興味深いところ。


(ロ)5~8
関西勢が固まりましたね。ここは何気に死のゾーンで、レーティングの順位で言うと3位豊島、7位久保、11位深浦、57位小林と、豊島久保深浦の誰が勝ち上がっても全然不思議じゃない状況。ただし今年の成績は豊島が抜きんでていて、豊島21勝5敗、久保8勝4敗、深浦10勝5敗。豊島は対局数1位、勝ち数1位、勝率2位とほぼ独占しています。(ちなみに勝率1位はすでに引退した1勝0敗の田丸先生w)タイトル戦にこそ出ていないけど如何にすべての棋戦でまんべんなく上位まで勝ち上がっているかという感じ。


(ハ)9~12
羽生三冠と稲葉八段の争いか。羽生三冠は今年になって名人位を失陥し、久々に六連敗を喫するなど夏前まで調子を崩していましたが、夏以降は復調気配で今期ここまで12勝12敗。ただし大半がタイトル戦だったというのがこの人らしいところ。更に羽生三冠は現在進行形で王位戦、王座戦を戦っていて、王位戦は2勝3敗でカド番を迎えているかなり大事な状況。忙しすぎて大丈夫かというのと、もし年末の決勝三番勝負~年明けの電王戦まで勝ち上がってくると、毎年年末年始に海外へ遠征してチェスの大会に出るのにもちょっと影響しないかなとも思ったり。
稲葉八段は昇級したA級順位戦で開幕三連勝と好調で、今期ここまで16勝5敗。但し叡王戦は持ち時間1時間の早指し棋戦なので長時間の棋戦とは別の能力が試されるところ。
そういう意味では山崎叡王は前回優勝者ですし、NHK杯の優勝経験もあって何気にダークホース。てかレーティングでも18位ですから勝っても全然不思議ではないですね。それと今年は10月に角川映画で『聖の青春』が公開されますので、故・村山聖九段の弟弟子で原作でも名前が出てくる山崎八段が連覇するっていうのもそれはそれでドラマですね。てか山崎-羽生戦とか主催の角川ドワンゴ的には美味しいよね。


(ニ)13~16
丸山元名人と佐藤現名人の争いか。丸山九段は竜王戦の挑戦者決定戦まで勝ち上がるなどまだまだ衰えていませんし、近年のNHK杯でも決勝まで来ていたりと早指しにも結構強い。佐藤名人はここ2~3年で横歩取りの圧倒的な強さが目立ちますが何気に角換わりも矢倉も強いので先手後手どっちを持っても隙が無い。今季の成績は佐藤14勝4敗、丸山8勝6敗。まあ佐藤名人なのでしょうが、角換わりのスペシャリストである丸山九段が後手を持った時がどうかってところかなあ・・・。この一戦は実現したら序盤の数手が見ものでしょうか。
まあ丸山先生にとっては竜王戦のトーナメント決勝、ここまで一勝一敗で挑戦者が決定する対局が明日に控えているのでそっちの方が大変なのですが・・。
あ、これ竜王戦のタイトル戦に出たら叡王戦のスケジュールともろ被りしそうですね。昨年は元々不参加の渡辺竜王や前竜王の糸谷八段が本戦に進まなかったこともあって竜王戦のスケジュールとは関係しませんでしたが、今年はさてどうなるでしょうか。



おしまい。

テーマ:将棋 - ジャンル:ゲーム

  1. 2016/09/07(水) 19:08:50|
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