打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

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海賊さん?私掠さん?の歴史1

海賊さん 私掠さん あなたのスタイルどれですか?

大航海時代の前後における、海賊さん及び私掠さんの歴史やアレコレを見てみたいと思います。

なぜって?

それは、単純に『海賊』とひと括りに出来ない、歴史・ルールと生まれた背景があったからです。その辺を個別にきっちり把握しておくって言うのも必要かなと。
DOLはロールプレイングなゲームですから、それぞれ役になりきる上でのベースを知っておくと、より楽しみが深まるのではないかと思います。
(本音:そりゃ史実だけど、やっぱPKされた時はイヤと感じる人の声も聞いとくれ、との思いもあるからでっす・・・)

今回は英語を例に取った様々な呼び方と、古い時期の海賊関連の話で行きたいと思います。


<単語>
漢字では『海賊』とひとくくりにされる言葉も、英語その他の言語では実に様々な単語が有ります。例を挙げると、

『パイレット』Pirate
『プライヴァティア』Privateer
『コルセール』Corsaire
『バッカニア』Buccaneer
『フィリバスター』filibuster オランダ語の「海賊・略奪者」に由来
『フリーブーター』Freebooter
などは時代や形態による呼び方の違いですし、

『バルバリー』
『ヴィキング』Viking
などは民族・地名から来た呼び方と云えるかと思います。


及びオレンジネームの皆さん、自分はどれだと思いますか?


今日からそれを順に見ていきたいと思います。
-----------------------------------------------------------------
<その1:パイレーツ とその語源>

英語の「パイレット/ピラート」=「Pirate」(複数形がパイレーツ?)は、
ラテン語のPirata、更にギリシャ語の「パイラーテース/ピラーテス」=「Peirates」(攻撃)から来ています。

このギリシア語の「Peirates」の元になったのが動詞「peiram」(試みる)で、
「海上で一攫千金を試みる」を意味します。
※コレに近い海賊を意味する言葉には、フォルバン(Forban)もあります。
(これは、Fors ban =アウトロー という意味です。)

※パイレット=『海賊』 の純粋な意味としてはこの 「peiram/海上で一攫千金を試みる」 は分かりやすいですね。国も組織も宗教も関係ない、本当の意味で天下御免の海賊さん→ 
ゲームにおける 『無差別なPKさん』 に近いイメージでいいと思います。

古代においても海賊については海の歴史が始まるとと同時に様々な形で記録に残っていて、例えばこんな。
BC7世紀の海賊
(これは紀元前7世紀のギリシャ近海での海賊と商船の戦いの様子)
※左が衝角を付けた海賊、右側が商船で、武装した船員たちが戦っています。

文字の記録として有名なのは、リヴィウス著の『ローマ史』に出てくるユリウス=カエサルの若き日の逸話でしょう。

政治的なトラブルでロードス島へ留学(というか逃亡にちかい)に行く途中、カエサルはキリキア海賊に捕まってしまいます。 身代金の算定をした海賊が 『20タレントだな』 と要求した所、『何を云うか、私は50タレントの価値があるぞ!!』 と、普通の人なら身代金を値切るところを逆に吊り上げてしまいます。 (ちなみに50タレントあれば、この時代の兵士を10000人×1年集められる位の大金  ・・・値を上げることで殺されずにすむと思ったのか?) 
いったん交渉がまとまれば、身代金が用意されるまでの間は捕まった人は大事にされます。ここでカエサルは、『もし私が解放されたらお前たちは一人残らず捕まえて縛り首だぞ』 と大きな事を言いますが、『何をこの小僧がwww』 と海賊は相手にしません。 
そのうちに身代金の用意が終わった従者が帰ってきて(つまり借金だ)、カエサルは解放されます。解放されるや、カエサルは近くの町で船を借り・兵士を雇って海賊退治に出発します。そして自分を捕まえた海賊を急襲して逆に捕まえる事に成功、予言どおり全員を吊るし上げてしまいます。 そして、事の終わったカエサルは、何事も無かったかのように予定通りロードス島の大学に向かったのでした。

・・・借金するくせに金額を吊り上げるあたり、さすがにコノ人は普通の頭では推し量れません。

さて、古代世界ににおける最大のトピックは、カエサルのライバル・ポンペイウスによる『海賊一掃作戦』でしょう。 20個軍団/12万人規模/500隻の艦隊を投入した地中海全域でのこの作戦を、ポンペイウスは3年と見積もっていたところをわずか89日で完了させてしまいます。

下の絵は、ポンペイウスが指揮した、この頃のローマの軍船『バイレム/2段櫂船』です
ポンペイウス時代のバイレム


次回からは、大航海時代を代表する船乗りの一人を紹介していきます。また、『海賊』とは区別される、もうひとつの形態について順次考えて行きたいと思います。
  1. 2006/05/05(金) 21:47:37|
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