打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

アスファルトの湖

真っ黒な湖の成分は・・・

どうも今までのエントリーを見ていると、カテゴリーを立てているもののうち、地理史跡と書籍紹介がちょっとどころかかなり弱いですね。今後は生産関係の記述が減ってくるでしょうからここら辺をテコ入れしたいと思っています。

さて、そんな中で今日選んだのはカリブ海に浮かぶ小さな島、トリニダード島での不思議な湖について。トリニダード島は1498年にコロンブスの第3回航海によって『発見』され(あくまでもヨーロッパ人の視点においてね)、1532年にスペインの植民地になり、その後支配者が次々と入れ替わった島です。現在人口はトリニダード島とトバゴ島合わせて120万、千葉県より少し大きいくらいの小国です。さてこのトリニダード島、位置的にはカラカスとカイエンヌの間にある大きな島ですが、ここにあるピッチ湖は、なんと天然アスファルトが湧き出して湖となってしまった不思議な湖だと言います。直径700m、深さ75mくらいですから湖と言うより池か沼くらいの大きさですが、実際現在でもピッチ湖は世界最大の天然アスファルト産出鉱脈であり、トリニダード=トバゴは他にも石油や天然ガスも豊富に採れるカリブでも有数の資源国だったりします。

原油が酸化・蒸発する事によって残った天然のアスファルトは、現在でも道路の舗装だけでなく防水材や塗料・接着剤など多くの建設資材に使われる貴重な素材です。
ただし、大航海時代以後の木造船舶で防水や腐食防止・破損箇所の補修用途として常備されたのは、似た外見の材料ではありますが石炭を原料とするタールの方だったようで、これもかなりいい特性持っています。
天然アスファルト系の素材は確か塩分に少し弱かった気がしますので、本来は航海用には不向きだったかもしれませんが、一般的には粘度・伸び・接着性・耐侯性などでアスファルトがより貴重品扱いを受けたでしょう。
もちろん石炭が大量消費される=コークスの精製でコールタールもいっぱい出る)産業革命以前には、天然アスファルトが出れば船大工は大喜びで使ったでしょう。そういう意味では遠くカリブの地で発見されたアスファルトは、船乗り・開拓者共に大歓迎を受けたのかも知れませんね^^



おしまい。

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