打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

マニラ・ガレオンは出るの?

先週実装されたばかりの東南アジアの新港。

アンボイナ・テルナーテを中核とする香料貿易が面白いことになってますよね。
商会でも日曜日に発見ツアーがありまして、ぐるっと一回りしてきました。
テルナーテはもう結構発展してましたね~。
ただ、私がここでちょっと気になってるのは実はマニラ。
日曜日に見たときのマニラ@NOTOSでの影響度と発展度はこんなでした。

マニラ@能登070325

最初のパラメータがどうなってたかはちょっと分かりませんが、この感じだと最初からイスパニアがある程度の影響度を持ってた気がしますねえ。

ヨーロッパ世界にとってのマニラは、1565年にメキシコを出港したスペイン人のレガスピが5隻の船団を率いて大平洋を横断してフィリピンのセブ島に到達し、居留地を拓いた所から開拓史が始まります。セブ島の付近はマゼランが命を落としたいわく付きの土地でもある一方で、地理的にも実に恵まれた土地でした。
まずその利点の一つは、この船団に参加していた修道士ウルダネーの帰りの船によって果たされます。彼が乗っていたガレオン船はセブ島を出港すると一路北へ向かい、黒潮に乗って一気に北上して北緯40度付近、日本の三陸沖まで到達してから今度は東に進路を取りました。
実は三陸沖は強い偏西風に変わるポイントで、この西風に乗って東へ航行すると大平洋を最短で渡る事ができ、メキシコ西岸まで一気に行けてしまうんですね。
数十年後に伊達政宗が使節を派遣してメキシコからヨーロッパへ向かわせますが、そのルートこそスペインが拓いた航路そのものでした。まあ、伊達家にとって三陸沖は裏庭みたいなものでしょうから、そういう面でも外洋への情報の入手には事欠かなかったのかもしれません。

さて、こうしてフィリピンとメキシコを結ぶ航路が発見されて以降、1571年にはスペインがイスラム人勢力を破ってルソン島の良港マニラを占領し、城砦を築いてこの方面の根拠地とします。
根拠地を得たスペインはメキシコのアカプルコとマニラ間との航路を活かして貿易を始めます。メキシコからもたらされるのは銀、アジアからマニラへ集まるのは中国の生糸・絹織物・陶磁器などで、この貿易で膨大な量の銀がアジアへ流入します。

ところで、この貿易を支えた船は何だったでしょう?
実は、それが今日のタイトルとなっているマニラ・ガレオンです。
フィリピンは森林資源が豊富な土地ですから、木材の切り出しには不自由しませんし、マニラは良港ですから造船基地としてもとても適していました。こうしてマニラではかなり多数のガレオン船が建造されます。しかも、建造されたガレオン船は船団を組んで太平洋を渡る航路へ就くのですが、これは非常に長期間の困難な航海ですので、マニラ建造のガレオンは頑丈に・しかも大型船が建造されます。このメキシコ~フィリピン間の航路に投入された主に2隻で編成された大型のガレオン船団の事を 『マニラ・ガレオン』 と呼んだのでした。
(但し、航路・時期が特定されているため海賊の餌食となることも珍しく無かったでしょうね)

そう、東南アジアで作れる船はダウ・サム系ばかりなのですが、発展次第で実はここに大型ガレオン系の一種が登場してくるんじゃないかと密かに期待してたりして^^
しかもヨーロッパとは材質の違うやつが! 
 (場所からして標準でチークなんか有力だろと妄想してみたけど出ないかなあ・・・)



おしまい。

FC2ランキング02
 ←応援クリックよろしくです~
  1. 2007/03/27(火) 23:26:03|
  2. 歴史ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<経度の測定を! | ホーム | 東南アジアの納品物は鬼デス>>

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2007/03/28(水) 15:11:45 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]


ご指摘ありがとうございます。
素で思いっきり2箇所ほど誤記していたので早速修正しました。
  1. 2007/03/28(水) 17:44:45 |
  2. URL |
  3. ハミルカル #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://hamilcar.blog64.fc2.com/tb.php/320-d7cfcc07
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

このブログはリンクフリーです。

ハミルカル・バルカ/メルカルト

Author:ハミルカル・バルカ/メルカルト
サーバー:Eos
所属  :イスパ
商会  :たまごのしろ/世界の船窓から
Twitter :hamilcar_notos

FC2カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
オンラインゲーム
372位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
大航海時代オンライン
13位
アクセスランキングを見る>>

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード

RSSリンクの表示

著作権について

大航海時代 Online』に関わる著作権、その他一切の知的財産権は、 株式会社コーエーテクモゲームスに帰属します。 このホームページに掲載している『大航海時代 Online』の画像は、 『大航海時代 Online』公式サイトにおいて使用許諾が明示されているもの、もしくは『大航海時代 Online』の有効なアカウントを所有しているユーザーが株式会社コーエーテクモゲームスから使用許諾を受けたものです。