打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

ベーリングの探検隊 その1

DOLでもいずれは追加されてくると思われる新海域。
今回のラ・フロンテーラの発売が2006年の8月末でしたから、今夏にも追加パッケージが登場してくるかも知れませんね。東西南北どの方面にしろヨーロッパから見ればいよいよ世界の果てに近づいているわけで、そうなると当然ながら地理的にも最果ての発見物が見込まれるんじゃないでしょうか。
そのうち、東と北の果ての海域の一つとして有力なのがベーリング海とその先のベーリング海峡だったりするんじゃないでしょうか。今回から数回にわたってこれらの地理的発見をしたベーリングという人物と、この人に見つかってしまった不幸な生物についてちょっと見てみます。

さて、このベーリングという男、ロシア海軍に20年間も在籍していながら素性はデンマーク人というなかなか面白い経歴の持ち主でした。そして1725年、相変わらずロシアに在籍していた彼にある男から東アジア探検の命が下ります。
ピョートル一世。
後に大帝の尊称で呼ばれるロシア帝国の初代皇帝にしてロシア史上屈指の大物君主のピョートルは、幼少時は野生児のような成長をした一方で兄の死によって10歳で帝位に就きます。若い頃から先進国の技術を学びに外遊し、一時はアムステルダムの造船所にもぐりこんで職人となって技術を取得するなど面白すぎる経歴を経て海軍・産業の振興に努め、18世紀初頭にはスウェーデンとの戦争に勝利してバルト海の覇権を確立します。また1703年にはサンクト・ペテルブルグを建設して1712年にはモスクワから遷都するなど、内陸国ロシアを外洋に飛躍させようとする気概に満ちた君主でした。このピョートル一世が死の三週間前に命を下したのがベーリングへの東アジア探検ですから、いかに重要視していたかが伺えるんじゃないでしょうか。

ベーリングに下された任務の内容はというと、カムチャッカで1~2隻の探検船を建造した上でシベリア北東部へ赴き、アジア大陸とアメリカ大陸が陸続きであるかを確認した上で地図を作成するべし、というものだったと言います。
その後、ベーリングはサンクト・ペテルブルグで隊員50名・大砲ほか銃器・弾丸・索具・帆布・釘や錨・鎖などの現地で調達できない物資を主体に積み込んだ上で出立します。
それもなんと陸路、つまりシベリア横断ルートで!!(無茶するなあ・・・)
それ以前の探検隊が海路でマダガスカルやムガール帝国との接触を図って失敗しているという事もあったのでしょうが、それにしても前段階からして辛すぎるというしかありませんね;;

1726年末に、実に9000km以上もの距離を踏破した末にオホーツク港に達したベーリングの探検隊は、更に1728年になってカムチャッカに渡り、そこで準備を整え、いよいよ北の海の調査に乗り出します。建造した帆船は長さ18m・ガブリエル号と名付けられて出港したのでした。



つづく。

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