打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

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BLADESTORM発売前にこの本を

こんな傭兵ものの本もあります

どうやらようやく発売の運びとなりそうな、コーエーのPS3用ゲーム、
BLADESTORM
ブレイドストーム百年戦争。
http://www.gamecity.ne.jp/bladestorm/ (公式ページはここ)

個人的にはピンポイントで好きなジャンルですので、最初に発表があった段階から非常に気になっていたタイトルでした。その後、今春発売の予定が延びてしまい8/30までずれ込んだこのタイトル、DOLやってるプレーヤー層なら、これ買おうか検討してる人いるんじゃないでしょうか?

で、私もその一人ではありますが実はPS3持ってなく、これの為に買おうかどうか目下のところ激しく悩んでます。そもそも時間がないのでコンシューマ機で遊ぶ余裕があるのか疑問だし、なによりハードの価格ががが。あと1万円安くなれば迷わず買うんだけどなぁ。
あとはPS3自体が予定出荷数の4割近い在庫が積みあがっているくらいに不振ってのも重なって、購入するのに2の足踏んでしまう状況です。
まあそれはともかくこのゲーム、百年戦争当時のイングランドとフランス、どちらかの陣営の傭兵隊長となって戦いを進めていくという事で、今回はこれの参考になりそうな、私の好きな著者の書籍を2冊紹介します。


①『双頭の鷲』 佐藤賢一 著/新潮社 刊 (1999年1月)



百年戦争の前半期に登場し、一介の傭兵隊長から元帥にとフランス史上でも屈指の出世ぶりと救国の実績を残したベルトラン・デュ・ゲクランを描いた作品。
って、これもう出て8年も経つのかー。
今だに時々手にとっては最後まで読んでしまう名著で、『本の雑誌』が企画で発表した
『90年代のベスト100冊』では第12位に入っていました。まあ、そんな指標はともかく、
日本ではまず無名、世界史の全集などでもシャルル5世のおまけ的に登場する程度のこの人を発掘し、面白すぎる作品に仕上げた著者の功績は非常に大きいですね。
しかも単に主人公だけの活躍にとどまらず、主君であるシャルル5世や弟のアンジュー公・敵方の黒太子エドワードやチャンドス卿などの大物から、ライバル役や親族ら周辺の配役の心理面の描写などもきっちり表現されていて、それが重さにならずに作品に奥行きを持たせているのは海外のSF並みにうまいと思う部分で、特に主人公の秘書官兼外交官役をしたある重要人物の心理描写は秀逸です。(ひょっとして作者の代理視点なのかも)

単行本はもう分厚いし字は細かいしでボリュームがすごく、文章も途中ちょっと読みづらいって言う人もいるのですが、私としては最低でも☆4以上、これ以上に読ませる本にはなかなか出会えないので、時間と興味と活字耐性のある方はぜひ一読を。今では古書でかなり安く買えますし、2分冊で文庫化もされていますから大抵の大書店やネットでも買えると思います。(図書館にもあるかもね)
さて次。


②『傭兵ピエール』 佐藤賢一 著/集英社 刊 (1996年2月)

(単行本)

(コミック版)


同じく佐藤氏のこの本は、他にも最近ヤングジャンプ誌でコミック化されてますので、そちらを見ていた人もいるかもしれません。原作が最初に出たのがもう10年以上前。後に直木賞を獲ることになる著者の2作目くらいの作品で、ちょっと読んでいて中だるみと言うか繋がりの違和感はあるものの、既にほとんど粗さの目立たない程の完成度の高さと、読み手を引き込んで行く勢いと言うか描写はこの頃から発揮されていますね。

あらすじですが、百年戦争の後半期にフランスの有力貴族の私生児として生まれた主人公ピエールが、新鋭の傭兵隊長として百年戦争の後半期を生き延びていくうちに、後にラ・ピュセルと呼ばれるようになる少女(ジャンヌ・ダルク)と出会い、その活動を手助けしつつ・離れつつを経て、更に傭兵以外のもう一つの特技を活かして活躍していくというお話です。話の途中には、ブレイドストームでもキャラ紹介されているラ・イールが王太子派の傭兵上がりの将軍として登場し、ピエールを高く評価する後見的な存在感を示して出てきますし、なにより主人公の父親は前記の作品にもたぶん時代が遡る形で再登場してきてます。
まあ、最後の段については伏せときますね^^
コミック版については一応画像を載せましたが、細かいけど実は大事な部分をあちこち省略している事もあって、これ単独だとちょっとおススメできません。まあ、導入ということならありかなと。


今回紹介した2冊は以前に出ているもので、今では文庫本でも古書でも読めますし、
何より中世期の社会風俗面や低階層の人々にも着目している作品なので読んでいて非常に参考になり、世界観を広げています。
『ブレイドストーム』 をプレーする予定、又は検討している人は発売を待ちつつこんな本たちも手にとって見てはいかがでしょうか。また、著者は他にも 『英仏百年戦争』 など小説でない同ジャンルの歴史書籍も出していますので興味のある方は合わせてどうぞ。
(あー、これだとフランス視点のばっかだなw)


おしまい。

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  1. 2007/06/22(金) 23:16:44|
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