打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

歴史視点の天皇賞 その2

では、出走馬でなく祖先で見る天皇賞記事、続けて書いてみますね。
まず前走で宝塚記念を勝っているアドマイヤムーン。ぶっつけ本番で天皇賞勝てたら大したものですが、流石にスピードと持続力の限界まで問われるこのレースではちょっと厳しいかなあ・・・。でもまあ本来の実力からしたら来ても全く不思議でないこの馬の祖先からどうぞ。

(父系)
9代父Darley Arabian(1700-1730)
 4代父Birdcatcher(IRE1833-1860)
  4代父Bend Or
   3代父Phalaris
    Polynesian
     Native Dancer(USA 1950-1967)
      Raise a Native
       ミスタープロスペクター
        フォーティーナイナー
         エンドスウィープ
          アドマイヤムーン
 
母系を見ると3代母のKatiesはヒシアマゾンの母ですね。この馬自身がセリに出された時は比較的割安に落札されたものの、最近の兄弟は2006年生まれが25000万、2007年生まれが30000万円という超高額で競り落とされた事からも、アドマイヤムーンの世界的な成功も含めて現在この母系に活力があると評価されているのかもしれません。また、この母系に付けられた種牡馬もサンデーサイレンス・クリス・ノノアルコと代々それなりにレベル高い馬たちが選ばれていますね。
ちなみにアドマイヤムーンの2007年10月7日現在のレーティングは122ポンド(L=2101-2700m)で、世界ランク15位タイとなっています。(IFHAの世界ランキングはここに)
これ見ると、あとはダイワメジャーが121ポンド(M=1301-1899m)で21位タイ、メイショウサムソンが120ポンド(L=2101-2700m)で27位タイとなっています。
更に今年になってドバイのG1を勝ったのが評価されたのか、同じドバイのマクトゥーム王家のモハメド殿下の所へ数10億円単位の巨額の契約金で移籍した事からも、世界的に評価されている事が分かります。

さて、父系をたどるとこの馬、
上のようにミスタープロスペクターからネイティヴダンサーにつながる系統なんですね。
ネイティヴダンサーは現役時代に北米で22戦21勝、唯一負けたのがケンタッキーダービーの2着だけというほぼ完璧な競争成績を挙げた名馬でした。2歳時に獲得賞金の世界記録を更新し、年度代表馬に選ばれたというとんでもない記録ずくめの現役時代の唯一の敗戦が後方に付けすぎて楽なペースで逃げていた先行馬を捉え切れなかったというのはなんとも勿体無い話です。
この馬の母の父ディスカヴァリーは63戦27勝で2年間アメリカの最優秀古馬として君臨しており、種牡馬としては母の父としてボールドルーラー・ネイティブダンサー・インテンショナリーなどが出て大成功しています。ネイティブダンサーの母の名はゲイシャ。父の名はポリネシアンですから、その連想で『ネイティヴダンサー』という名前が決まったような気配が濃厚で興味深い所ですね。
まあ、アメリカの馬の経歴を追いかけるのはあんまり広がりが無いのですが、
ここから更に父系をたどっていくともはや歴史の領域になってきます。

例えばアドマイヤムーンの9代父にはファラリスの名が見えます。この馬、名馬ハイペリオンの生産者として知られる第17代ダービー伯爵の生産馬で、後に子孫が大成功して世界中のサラブレッドに影響を与える事になります。確か馬名の由来は古代シチリアの王の名だったかな?
更に17代父には1833年生まれのバードキャッチャーなんて名前も見られます。
前後の時代で言うと、ナポレオンに勝利したワーテルローの戦いが1815年でヴィクトリア女王が即位したのが1837年ですから、大英帝国の黄金期が始まろうという所で生まれた馬で、歴史上のサラブレッドでも屈指の重要馬となりました。始祖と呼ばれる17~18世紀の馬たちは別として、なにしろ現在のサラブレッドの父系の70%以上はここから発展したのですから。また、今ではあまり出ないらしいのですが、この馬が持っていた白い斑点はバードキャッチャー斑と呼ばれてかなり強く遺伝し、すぐに子孫と分かる強い影響を残したらしいですね。


何頭かの有力馬の先祖を紹介しようと思ったのですが、かなり忙しい関係で無理っぽいです。
すみません。



おしまい。

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  1. 2007/10/27(土) 07:44:24|
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