打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

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歴史視点の天皇賞 その3

当日の朝になんとか間に合わせて書けました、祖先で見る天皇賞記事、最後は昨年の2冠馬で今年の天皇賞・春を勝ったメイショウサムソンです。こちらは前回のアドマイヤムーンとは対照的に、古い血脈を大事に育ててきた母系が特徴で、大阪杯1着・天皇賞1着・宝塚記念2着と春シーズンの実績からすると休み明けでもやはり有力候補の1頭ですね。
では祖先はどういう構成なのかちょっとみてみます。

Phalaris
 Pharos
  ネアルコ
   ニアークティック
    ノーザンダンサー
     サドラーズウェルズ
      オペラハウス
       メイショウサムソン

(母系)
母父ダンシングブレーヴ
ダンシングブレーヴは1980年代の欧州最強馬とも言われる近年の名馬で、この馬の評価された141ポンドというレーティングは史上最高値となっています。まああれです、文章書くより1986年の凱旋門賞をビデオで見てくれればその凄さの一端がわかりますね。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm655719
何回見てもこのメンバーでこの勝ち方はちょっと驚きます。
そして母系。
4代母のガーネットは史上2頭しかいない天皇賞(秋)と有馬記念を制覇した牝馬で、その母フロラヴァースは小岩井牧場から購入した馬でした。更に母系を遡るとフロリースカップという牝馬に行き当たるのですが、この馬こそ小岩井牧場が明治時代に倒産したイギリスの名門牧場から買い取り輸入した20頭の繁殖牝馬群の中の1頭で、この時の繁殖牝馬たちは戦前から現代まで続く日本競馬で重要な基礎牝馬となって行きました。例えばフロリースカップの子孫からは今年の日本ダービーを勝った牝馬ウォッカ、GⅠ4勝のスペシャルウィーク、シスタートウショウ、ニホンピロウイナーなどが出て、現在でも国内屈指の有力牝系を形成しています。
かつては、有力牧場の所有するサラブレッドの基礎牝馬といえばその国の重要な財産であり、そう簡単に手放していい類のものではないのですが、情報をいちはやくキャッチした三菱(当時の小岩井牧場のオーナーは三菱の創業家の岩崎家)グループの力と当時イギリスとは日英同盟を結んでいた関係で入手できたのかもしれません。


(父系)
父オペラハウスはキングジョージⅥ&クイーンエリザベスSを勝ったノーザンダンサー系の種牡馬で、日本ではテイエムオペラオーや本馬が出てある程度成功した部類なんじゃないでしょうか。そして母の父ダンシングブレーヴもノーザンダンサー系ですからメイショウサムソンは同じ父系同士の配合馬となり、ノーザンダンサー3×4のインブリードを持っています。
ノーザンダンサーはカナダのE・P・テイラー氏が生産した20世紀で最も重要なサラブレッドの1頭で、現役時代の優秀な競争成績以上に種牡馬として歴史的な成功を収めました。
むしろあまりに成功しすぎた為に、その血を持つ子孫は相手を選ぶ際には近親交配にならない様にするのにちょっと困る程で、実際ノーザンダンサーの同系で交配したメイショウサムソンは将来種牡馬としてはちょっと伸び悩む恐れが多分にあります。
で、父系をたどって行くと前回と同じPhalarisに行き当たりますのでここは割愛しますね。
本来ならネアルコあたりのエピソードも紹介できたらと思いますが、まあいずれにしろまた紹介する機会があるでしょうから今回はここまで。

最後に、私が記憶に残っている天皇賞・秋のベスト5を上げておきます。
ちょっと古めが多いかもですね。

1位・第104回=1991年/優勝馬プレクラスニー
むしろG1レースで史上初の「1位入線で最下位に降着」となったメジロマックイーンの事件で知られるレースですが、実際あれはびっくりしました。なんでもアリのレースだなあと思わされたのはこの辺からでしょうか。

2位・第118回=1998年/優勝馬オフサイドトラップ
このレースも優勝した馬より、断然の一番人気で出走して最終コーナーで粉砕骨折したサイレンススズカの方が印象は強烈でしたね。(つうか最後の直線ほとんど覚えていない)
サイレンススズカはディープインパクトが出現した現在でもサンデーサイレンスの最高の産駒だったと見る人もいるくらいで、同時代のエルコンドルパサーやグラスワンダーなどの世界的に見ても上位と思われる馬たちも相手にしなかった勝ち方は、「もって生まれた能力の違いで勝つ」という驚きを素直に見せてくれていただけに、故障した時の衝撃は大きかった一方で「やっぱりな」的な感覚も覚えています。

3位・第108回=1993年/優勝馬ヤマニンゼファー
この時は東京競馬場2階のスタンドで見ていました。直線200mものセキテイリュウオーとの叩き合いは見ていてアツいレースで、その年の安田記念を2連覇していたゼファーのマイラーの限界に挑むようなレース振りは正直感動しましたね。余談ですが、安田記念と天皇賞という重要レースを勝ちながら年度代表馬の座を菊花賞のみのビワハヤヒデに譲ったのは、わたし今でも納得いっていませんね。

4位・第92回=1985年/優勝馬ギャロップダイナ
かなり古いレースですが、子供ながらにこの日の事は良く覚えています。
この年は無敗の三冠馬シンボリルドルフがまた勝つんだろなぁ位に見ていたのですが、
直線抜け出したと思った瞬間、ほんとの最後に超大穴ギャロップダイナに急襲されて差されるという衝撃の展開、おまけにギャロップダイナはレコード勝ちでした。しかもこの時ギャロップダイナは前走の条件戦にすら負けていた為に誰も勝つとは思っていなかったわけで、隣でTVを見ていた親戚の伯父さんが呆然としていたのはちょっと忘れられないw

5位・第112回=1995年/優勝馬サクラチトセオー
この年は休み明けのナリタブライアンに注目が集中していましたね。実際に蓋を開ければブライアンは直線半ばで早々と失速した一方で、チトセオーは最後方から大外回って直線一気で差し切るという派手な勝ち方は(ちょっと斜行気味だったけど)なかなか豪快でいまだに印象に残っています。


正直言ってここ数年の天皇賞・秋はちょっと印象が薄く、一昨年の天覧競馬で伏兵へヴンリーロマンスが勝った後の松永幹夫が最敬礼していた時ぐらい。でもまあそれ以外で強い馬が普通に勝つのは王道ですからそれほど文句はありません。さーて、今年は面白くなるといいなぁ。


おしまい。

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  1. 2007/10/28(日) 06:36:45|
  2. 歴史ネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

メイショウサムソン強かったですね~。このメンバーとはいえ、まさか春秋連覇とは恐れいりました。

ちなみに、私はトップガン好きなのでやっぱ1996の天皇賞秋が好きです。
叩きあいが苦手なトップガンらしく、バブルガムフェローに負けてしまいましたが・・・。
  1. 2007/10/30(火) 02:09:06 |
  2. URL |
  3. psycho #-
  4. [ 編集]

psychoさん>>
今年はなんだか後からみたら勝負所でごちゃごちゃでしたねー。
トップガンは乗ってた田原の印象が強いですかねえ。強い相手に強い競馬するんだけど、そうでもない相手にもいい勝負するのが謎だったw
  1. 2007/10/31(水) 19:08:45 |
  2. URL |
  3. ハミルカル #-
  4. [ 編集]

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