打倒ローマは一日にして成らず

大航海時代Onlineでカルタゴ復興に燃える元将軍の記録。

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打倒ローマへの道 第10日目

ローマ攻略の検討 その4


前回から力攻め以外の都市ローマの攻略方法を検討していて、今日はその2回目。

(攻城戦オプション:インフラの破壊)
本当はここまでやりたくないんですよねえ・・・ 
勝っても都市機能が半減以下になってしまうから。

ただ、これ前回の兵糧攻めと合わせて本気で実行したら、勝っちゃいます、確実に。 
だけど悲惨な結果も予想できます、色んな意味で・・・
なんだか労多くして実り少なしと言った感があります。
・・・
・・・
では状況確認からやってみます。



(ローマのインフラストラクチャ)
①道路
純粋に都市の機能とは言えないかも知れませんが、都市と都市を結ぶローマ街道はほとんど高速道路網と言えるほどの堅牢性と規模を誇っています。また市内の主要街路は石畳で敷設され、排水溝も備えたものでした。BC3世紀の時点では、まだそれ程くまなく整備されていないかも知れませんが、他の都市と比較すれば遥かに優れていたと思われます。

②上水道
水の供給には恐ろしいほどの執念を見せたローマ人の上水道建設は、現代にも残り使えるものがあるという驚異的な耐久性を誇っていました。建設の思想も実にシンプルで、基本的にはセメント防水した水路の地下埋設ですが、障害があれば山があろうが谷があろうが真っ直ぐ橋でも何でも架けてしまって目的地まで通してしまう建設技術を持っていました。水源からの高低差が少ない場合も水圧とサイフォン原理を利用した工法で供給するなど、充分に大都市をまかなうだけの水量を確保していました。また、雨水を溜めて生活用水にする技術も発達していて、公衆浴場などは雨水を利用していた様です。

③下水道
トイレから雑排水までカバーするべく、市内くまなく設置された下水道網は、蓋付きの側溝や沈殿枡を備え、非常に清潔な市街を形成していました。まあ、バクテリアを使った浄化槽などないですから、最終的にはテヴェレ川にそのまま排水するのでしょうが(キチャナイなw)、この辺は蒸気機関や自動車が発明されるまでの近代都市が、牛馬の糞尿で悪臭を放っていたのとは大きな格差があります。
(ローマは同時に車両の交通規制も行っていたようです)
古代では屈指の大都市なのに大きな疫病の蔓延もなく、人口の激減といった事態をあまり経験せずに済んだのは下水道の整備が大きく影響していたのでしょうか。


④公衆浴場 ・・・・・フロの話は、しなくてもいいですかね。(混浴ネタは捨てがたい???)
⑤運動場 ・・・・・・・運動会の話も、いいですね。(^^)
⑥コロッセウム・・・・この話はどこか別の機会で・・・
⑦バジリカ ・・・・・・議論でも裁判でも商売でもやってしまう、公会堂のような汎用型施設と言うべきか
⑧フォルム ・・・・・・この施設は現代でも『フォーラム』という単語が残る。日比谷公園みたいなもの??
⑨神殿 ・・・・・・・・多神教ローマらしくいろんな人・物を神格化してしまいますが、主神はユピテルです。

大体こんな感じです。 まあ④~⑨は内部施設なので攻城戦の検討からは除きます。


(破壊するインフラとその効果)

①道路(ローマ街道)の破壊
高速道路網を部分的にでも破壊すれば、ローマに補給・増援に障害を与えられますが、こちらの使うものまで破壊してしまっては意味がありません。ここでは主要道の選別を行います。破壊するといっても恐ろしく頑丈に出来ていますから、部分的にしか壊せないでしょう。足止めを目的とする位に考えておく方が無難ですし修復も可能です。

アッピア街道(BC.312年)=ローマ~カプア~ターラント~ブリンディシ(今の国道7号線) 
  ※これはカルタゴ側の補給路になりますので手を付けません。
  ※ラティーナ街道=ローマ~カプア、も同様に残します。

アウレリア街道(BC.241年)
=ローマ~ジェノバ(今の国道1号線)
  ※ここは同盟諸都市からの補給路になりますので、テヴェレ川付近
    (橋の付近でいいかも)で部分的に破壊します。

フラミニウス街道(BC.220年)
=ローマ~リミニ(今の国道3号線)
  ※完成したばかりで気の毒ですが、ローマの北北西へ伸びるこの道も、
    有力な補給路になりそうなので、破壊します。

つまりローマの東~南側の道路はカルタゴ軍の補給路として1~2本残し、北~西側にかけての主要道はローマ軍の補給路となるため手前で破壊します。(下図を参照にしてください)

ローマ街道02
              (共和政ローマ時代の街道網/BC215年以降も含む)


②上水道の破壊
紀元前215年時点で完成しているローマの上水道はわずか2本です。建設年代・規模・破壊箇所は以下の通りです。

アッピア水道(BC.312年)
  ※上記のアッピア街道を作ったのと同じ、
    アッピウス=クラウディウスにより建設された最初の水道。
  ※ローマの東側の水源地から敷設された水道で、全長16km以上あります。
   ほとんどが地下埋設型で、地上には90m足らずしか露出していませんが、
   この露出部分の橋や水道溝を破壊します。

旧アニオ水道(BC.272年)
  ※ローマの北東の水源地から敷設され、全長63km以上、地上部分330m足らず。
    市街付近ではアッピア水道のすぐ近くを通っていて、
    破壊工作をする時とその後の警戒には都合が良い位置にあります。


この2本の水道だけで、1日あたりの供給量は約250,000立米(㎥)もあり、その後BC144年に第3の水道であるマルキア水道が建設されるまで、ローマ人の喉を潤していました。
また2本の水道は共にローマの東側に位置しています。恐らく包囲戦におけるハンニバルの本陣は、ナポリ方面から攻め上がる関係上この付近の平野~丘陵部に置かれる可能性が高く、場合によってはカルタゴ軍の水道供給路に変えることが出来るかもしれません。

一方、市内で雨水を溜める方は内部なので破壊しようがありませんが、ローマの西側を流れるテヴェレ川からの取水はその方面の門を重点封鎖することで、ある程度は防止出来ると思われます。(帝政期には城壁がテヴェレ川を取り込むように右岸まで拡張されます)

※水を絶たれるというのは食料を断たれる以上にキツイ攻められ方で、地下水が出ればいいですが、出ない場合はそれこそ1~2ヶ月で干上がる可能性があります。(イタリア中部はそもそも雨が少ない)

※更に悪辣な戦法としては、『破壊した水道の、市街への端末から汚水や毒を流す』 という事も考えられます。この場合、飲んだ人が直接害されるだけでなく、市民の精神的なダメージ、市内に残った貯水も汚染で使用不可に、飲んだ動物の病気による疫病発生など、相当な効果が見込めます。



③下水道の破壊
市内を流れている部分は破壊できないでしょうが、最終的に汚水を川(外部)に流していますので、出口部分を閉塞又は逆流させて溢れさせることは可能と思われます。
この場合の効果は・・・、衛生面の低下→害虫の大発生・疫病の発症・心理的ダメージ等、上水道の破壊と同等以上の効果があります。


たいたい以上のような攻略法になります・・・。


さすがにヒドイでしょ? ここまでやったら。 
書いてる本人がなんかもう、ちょっと凹んでます。
攻城戦の具体的な戦術を書くとこういうのはとうしても避けられないんですが・・・

ですが、第3次ポエニ戦争で、カルタゴを陥落させた後にローマがやったこと、

『完全に破壊し、住民は虐殺し、残骸も埋めて都市をまるごと地上から消滅させ、草木も生えないように塩を撒く』

現実にやったこの方法、これはもっとヒドイです。これから比べれば、カルタゴ人が「やられる前に」 の心境になっても責める気にはなれませんか・・・。
私のように、たとえ負けてもこれだけはやりたくない、と思うようでは古代でも現代でも、指揮官にはなれないでしょうね・・・


おしまい。

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(今回はキツイ内容ですみません)

※攻城戦の布陣など、もう少し具体的な図が用意できれば後日上げたいと思います
  1. 2006/07/07(金) 08:29:01|
  2. 打倒ローマへの道
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<星に願いを その2 | ホーム | 縫製修行中 R11編>>

コメント

破壊以外でダメージを考えた場合は、上水道に毒や汚物の混入させるか、水の流れを変えてしまうか、でしょうなあ・・・悪辣すぎるけどorz

地図からは、川を堰き止めて、鉄砲水で城壁破壊が狙えそうですね。
  1. 2006/07/07(金) 17:42:30 |
  2. URL |
  3. uni #3un.pJ2M
  4. [ 編集]

uniさん>>
ローマ人並みの土木技術があったら水攻め面白いかも。
それにしてもこういうのは三国志とか羽柴秀吉のを思わせますねえ。。
  1. 2006/07/08(土) 14:43:24 |
  2. URL |
  3. ハミルカル #-
  4. [ 編集]

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